【解剖学問題11 呼吸器 その1(解答編)】
問題01: 3
解説:一部の頭蓋骨の中には空洞があり、これが鼻腔に開口している。この腔を
副鼻腔といい、
①前頭洞(前頭骨・・・中鼻道、
②蝶形骨洞(蝶形骨)・・・鼻腔の後上方
③篩骨洞(篩骨)・・・大部分が中鼻道
④上顎洞(上顎骨)・・・中鼻道
問題02: 1
解説:副鼻腔には・上顎洞・蝶形骨洞・前頭洞・篩骨洞の4つがある。
問題03: 3
解説:ちなみに最も大きいのは?
問題04: 4
解説:肺葉は右3葉、左2葉である。肺尖は鎖骨の上方約2〜3cmに及ぶ。肺は縦
隔の側面を形成するもので、縦隔の中には入れない。
問題05: 2
解説:肺葉は右3葉、左2葉であり、葉気管支も同数分かれる。水平裂は右肺に
あり、大動脈弓の下をくぐるのは左気管支である。その分、左気管支が右より長い。
問題06: 3
解説:喉頭隆起は甲状軟骨。
問題07: 2
解説:1:上顎洞は上顎骨の中にある最大の副鼻腔で、中鼻道に開口している。
2:前頭洞は前頭骨の中にある副鼻腔で、やはり中鼻道に開口している。
3:鼻涙管は、涙を貯留する鼻根部にある涙嚢からの導管で、下鼻道に開口している。
4:耳管は中耳の鼓室から延びる管で、鼓室の気圧を調節している。開口部は咽頭
上部で、耳管咽頭口という。
問題08: 3
解説:上顎洞は半月裂孔を通じて中鼻道に開口する。篩骨洞は、前・中・後の3
部に分かれ、前・中部は半月裂孔を通じて中鼻道に開口し、後部は上鼻道に開口
する。鼻涙管は、涙腺より分泌した涙を下鼻道に流す管である。耳管は、中耳に
ある鼓室と咽頭の耳管咽頭口を結ぶ管である。
問題09: 3
解説:肺は胸腔内にある1対の半円錐状の器官で、肺の表面と胸壁の内面は胸膜
(漿膜)に被われる。
問題10: 1
解説:肺尖、肺門は共に左右の肺にあり、右肺は上・中・下の三葉に分かれてい
るため水平裂ができる。また左肺は上下2葉に分かれている。肺の内側面である
縦隔面は心臓と接しているので、心圧痕といわれるくぼみがあり、左肺で著名。
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