2009年11月12日木曜日

【解剖学問題16 筋系 その2(解答編)】

【解剖学問題16 筋系 その2(解答編)】

問題01: 2
解説:1:肩関節の屈曲とは上腕の前方挙上であり、三角筋の働きに属する。
2:大内転筋は、大腿骨に停止するので膝関節に直接関係なし。
3:最長筋は脊柱起立筋の1つで、脊柱を背屈(後屈)する。
4:股関節の伸展は、大腿骨を後方に引く運動であり、大殿筋が作用する。

問題02: 1
解説:2.大腿二頭筋短頭―――腓骨神経
3.中間広筋―――大腿神経
4.第3腓骨筋―――深腓骨神経

問題03: 3
解説:1.深指屈筋―――正中神経、尺骨神経
2.大内転筋―――閉鎖神経、坐骨神経
3.短母指外転筋―――正中神経
4.大腿二頭筋―――脛骨神経、腓骨神経
あと短母指屈筋(正中神経、尺骨神経)などがある。

問題04: 2
解説:大腿内転筋群には
恥骨筋−−−大腿神経支配
長・短・大内転筋、薄筋、外閉鎖筋−−−閉鎖神経支配
がある。

問題05: 1
解説:鵞足は脛骨粗面に停止する3つの筋で構成される。
起始はそれぞれ、縫工筋が上前腸骨棘、薄筋が恥骨下枝前面、半腱様筋は坐骨結節である。

問題06: 4
解説:すべて肩甲骨に付着するが、
1は上角、内側縁上部に
2は内側縁全域に
3は烏口突起にそれぞれ付着している。
僧帽筋は中部線維が肩甲棘と肩峰に付着している。
肩甲挙筋:第1〜4頸椎横突起→肩甲骨上角
前鋸筋:第1〜8肋骨→肩甲骨内側縁
小胸筋:第2〜5肋骨→肩甲骨烏口突起
僧帽筋:外後頭隆起・項靱帯・棘突起→肩甲棘・肩峰・鎖骨外側1/3

問題07: 3
解説:薄筋は恥骨下枝前面から起始する。

問題08: 2
解説:小胸筋:第2〜5肋骨→肩甲骨烏口突起
棘上筋:肩甲骨棘上窩→上腕骨大結節
棘下筋:肩甲骨棘下窩→上腕骨大結節
小円筋:肩甲骨外側縁→上腕骨大結節

問題09: 2
解説:長腓骨筋:腓骨頭→内側楔状骨・第1中足骨底
腓腹筋:内側・外側上顆→踵骨腱(アキレス腱)となり踵骨隆起
膝窩筋:外側上顆→脛骨上部後面
足底筋:外側上顆→踵骨腱

問題10: 1
解説:この中央部は、総頸動脈が内・外頸動脈に分岐する位置で、頸動脈拍動を触れる。

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