【解剖学問題12 神経系 その2(解答編)】
問題01: 1
解説:大腿二頭筋・・・脛骨神経、大殿筋・・・・・下殿神経、大腿筋膜張筋・・上殿神経
問題02: 1
解説:頚横神経は頚神経叢の枝。
問題03: 3
解説:滑車神経は中脳に核を持つ。
問題04: 4
解説:1は意識されない筋肉などからの情報を小脳へ伝える伝導路。錐体路、錐体外路は遠心性伝導路である。
問題05: 4
解説:順番が違う。嗅覚の受容器である嗅細胞が鼻粘膜に存在し、刺激されると篩骨を貫通する嗅神経に伝えられ、頭蓋に入ったところで嗅球に入る。嗅球から大脳に向かう線維群を嗅索といい、嗅覚中枢に伝えられる。
問題06: 3
解説:外側溝は前頭葉および頭頂葉と側頭葉の間。
問題07: 2
解説:腰神経叢からの筋支配は大腿前面(大腿神経)、内側面(閉鎖神経)、また大腿外側の皮膚に行く神経(外側大腿皮神経)がある。坐骨神経は大腿後面から下腿を支配し、仙骨神経叢から分かれる。
問題08: 4
解説:体性感覚野は頭頂葉の中心後回にある。視覚野は後頭葉の半球内側面にある鳥距溝の周囲に、運動性言語野は前頭葉に、運動野も前頭葉にあり、特に中心前回にある。
問題09: 1,4
解説:脊髄前根には遠心性の神経線維が走行する。運動神経、自律神経がそれである。感覚神経、内臓求心性神経など求心性の神経線維は後根を通る。
問題10: 3
解説:脳脊髄液は脈絡叢で産生され、クモ膜下腔を通じて硬膜静脈洞に排出される。側脳室は大脳半球に挟まれる形で存在する。視床(間脳)の位置に存在するのは第3脳室。
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