【解剖学問題23 脈管系 その3(解答編)】
問題01: 1
解説:1 : 動脈の壁は内側から内膜,中膜,外膜の3層からなる。静脈も層構造は同じ。
問題02: 4
解説:1:前大脳動脈・2:中大脳動脈・4:後交通動脈は、共に内頸動脈の枝である。
問題03: 4
解説:心臓を栄養するのは上行大動脈から左右に分岐する冠状動脈である。
問題04: 1
解説:1:腹腔動脈は,腹大動脈より起こる臓側枝で第12胸椎より第1腰椎の高さで起こる。腹腔動脈は,左胃動脈・総肝動脈・脾動脈の3枝に別れて,胃および膵臓・肝臓・脾臓・十二指腸に分布し栄養する。
2:上腸間膜動脈は,腹大動脈から起こり,小腸間膜に入って膵臓・十二指腸・空腸・回腸・盲腸・結腸半分に分布し栄養する。
3:腎動脈は, 上腸間膜動脈起始部の下で第2腰椎の高さで腹大動脈より出る1対の動脈で腎門より腎臓に入る。
4:下腸間膜動脈は,第3腰横の高さで腹大動脈より起こり,左下方に向かい,結腸間膜に入り下行結腸・S状結腸・直腸を栄養する。
問題05: 2
解説:胎児循環は、出生後の循環とは著しく異なっている。肝臓をバイパスして臍静脈血を下大静脈に導くのは、2:静脈管(アランチウス管)である。臍静脈は、胎児の体内に入ると肝鎌状間膜の後縁中を経て肝臓下面に達し2枝に分かれる。1枝は、肝臓下面より直接に下大静脈に注ぐ静脈管。他の1枝は、門脈より肝臓内に入り、肝静脈を経て下大静脈に注ぐ。
問題06: 3
解説:洞房結節が発した刺激が心房筋を興奮させる。
房室結節の刺激はヒス束、右脚・左脚、プルキンエ線維を経由して心室筋へと伝わる。
問題07: 3
解説:大動脈弓から直接分岐するのは右は腕頭動脈、左は左総頚動脈、左鎖骨動脈である。
1:右総頚動脈は、3:腕頭動脈より分岐する。左右鎖骨下動脈の続きが、2:左右腋窩動脈である。4:肺動脈は右心室より出て肺に行く動脈である。
問題08: 1
解説:左右の腎静脈は下大静脈に直接流入する。
問題09: 3
解説:骨盤内臓、腎臓、副腎からのリンパを集めるのは腰リンパ本幹である。腸リンパ本幹は骨盤内臓以外の腹部内臓からリンパを集める。
問題10: 1
解説:腹腔動脈の分枝は総肝動脈・左胃動脈・脾動脈。下腸間膜動脈は腹大動脈の枝である。
2009年12月2日水曜日
【解剖学問題22 生殖器 その2(解答編)】
【解剖学問題22 生殖器 その2(解答編)】
問題01: 2
解説:1:尿道球腺は、男性の生殖器に付属する腺で、尿道の隔膜部に開口。
2:陰茎の中には1対の陰茎海綿体とその下に無対の尿道を包む尿道海綿体とがある。陰茎亀頭は尿道海綿体に付属する。
3:膣壁には腺は存在しない。
4:前立腺は男性の精子以外の精液の大部分を分泌する腺で、その中央を尿道が貫き、その左右から射精管が貫き尿道に開いている。
問題02: 4
解説:1:子宮を包む腹膜は、側壁より子宮広聞膜として伸び出て、卵巣を前後から包み込んでいる。
2:卵管の内腔は、卵巣の近くで漏斗状に腹膜腔に向かって開いている。
3:子宮内膜は、粘膜で構成されている。粘膜上皮と固有層とからなる。
4:膣口は、外尿道口の後方に開口している。
問題03: 2、3
解説:1 : 排卵後の卵胞は赤体(出血卵胞)→黄体→白体と変化して終わる。閉鎖卵胞は,卵胞が成熟の途中で発育を停止したもので,大半の卵胞はこの運命をたどる。
2:卵巣は皮質と髄質が区別され, 髄質には卵巣を養う血管網が発達し,一方皮質には,種々の発育段階の卵胞が存在する。
3:成熟卵胞(グラーフ卵胞) の径は2~3mmに達する。
4 :新生児の卵巣には, 約40万個の原始卵胞が存在し, これが一次卵胞→二次卵胞→成熟卵胞と発育して,思春期から閉経期までの約35年間に, 400個前後の卵子を排卵する
問題04: 3
解説:前立腺は, 膀胱の下にあり栗の実ほどの大きさの腕である。分泌物は,薄いミルク様で弱アルカリ性を呈し,フォスターゼなどの蛋白分解酵素を含み尿道に開口する前立腺管より分泌される。
1:尿管は腎臓より尿を膀胱に送る管で,腎門より起こり膀胱に開口する。
2:膀胱は,尿管より送られた尿を一時的に蓄える袋状の器官で, 膀胱の下面で後方に尿管開口の2点と尿道開囗部の1点を結ぶ膀胱三角がある。
3:尿道は,尿を膀胱より体外へ送り出す管で膀胱から起こり, 前立腺より陰茎を貫き亀頭の先端に開口する。
問題05: 3
解説:1 :精巣とは,左右一対で陰嚢の中にあり,精子を産生する器官である。
2:卵巣は,母指頭大のやや扁平な楕円体で骨盤側壁の卵巣窩におさまっている。
3:精索とは,精管や血管・神経などを結組織で束ねた紐状のもので,鼠径輪を通じて腹腔に入る。 精嚢の支持は担わない。
4:子宮円索とは,子宮が後方に倒れないように前方に引く,紐状の靭帯で鼠径輪を通じて大陰唇の皮下に終わる。
問題06: 3
解説:セルトリ細胞は精管壁にあり、精上皮を支持するとともに精細胞に栄養を供給する。テストステロンなどの男性ホルモンを分泌するのは間細胞(ライディッヒ細胞)である。精巣縦隔は線維性被膜である白膜が精巣実質内に半球状に突出したもので、そこから放射状に精巣中隔を出し実質を200~300個の小葉に分けるもので、左右に分けるものではない。
白膜は線維性被膜であり、腹膜は透明な漿膜ででき、漿液を分泌する上皮だから、明らかに異なる組織である。
問題07: 2
解説:ライディッヒ細胞は精巣内の精細管と精細管の間を埋める間細胞のことである。テストステロン(男性ホルモン)を分泌し、精子の産生や二次性徴を促す。精巣で産生された精子は精巣上体に貯えられ精管を通って精管膨大部へ行き、精嚢からの分泌物(精子の栄養源)
と共に射精管から尿道に放出される。
問題08: 4
解説:いわゆる精液とは精巣で作られた精子が精路を通る間に、精嚢や前立腺、尿道球腺などの分泌液と混ざり合いできるものを指す。
問題09: 3
解説:ライディヒの間細胞は精巣の聞質にある内分泌細胞で、テストステロンなどの男性ホルモンを分泌する。
問題10: 1
解説:子宮内膜は2層(基底層と機能層)構造になっており、月経時に剥離し、体外に排出されるのは機能層である。
問題01: 2
解説:1:尿道球腺は、男性の生殖器に付属する腺で、尿道の隔膜部に開口。
2:陰茎の中には1対の陰茎海綿体とその下に無対の尿道を包む尿道海綿体とがある。陰茎亀頭は尿道海綿体に付属する。
3:膣壁には腺は存在しない。
4:前立腺は男性の精子以外の精液の大部分を分泌する腺で、その中央を尿道が貫き、その左右から射精管が貫き尿道に開いている。
問題02: 4
解説:1:子宮を包む腹膜は、側壁より子宮広聞膜として伸び出て、卵巣を前後から包み込んでいる。
2:卵管の内腔は、卵巣の近くで漏斗状に腹膜腔に向かって開いている。
3:子宮内膜は、粘膜で構成されている。粘膜上皮と固有層とからなる。
4:膣口は、外尿道口の後方に開口している。
問題03: 2、3
解説:1 : 排卵後の卵胞は赤体(出血卵胞)→黄体→白体と変化して終わる。閉鎖卵胞は,卵胞が成熟の途中で発育を停止したもので,大半の卵胞はこの運命をたどる。
2:卵巣は皮質と髄質が区別され, 髄質には卵巣を養う血管網が発達し,一方皮質には,種々の発育段階の卵胞が存在する。
3:成熟卵胞(グラーフ卵胞) の径は2~3mmに達する。
4 :新生児の卵巣には, 約40万個の原始卵胞が存在し, これが一次卵胞→二次卵胞→成熟卵胞と発育して,思春期から閉経期までの約35年間に, 400個前後の卵子を排卵する
問題04: 3
解説:前立腺は, 膀胱の下にあり栗の実ほどの大きさの腕である。分泌物は,薄いミルク様で弱アルカリ性を呈し,フォスターゼなどの蛋白分解酵素を含み尿道に開口する前立腺管より分泌される。
1:尿管は腎臓より尿を膀胱に送る管で,腎門より起こり膀胱に開口する。
2:膀胱は,尿管より送られた尿を一時的に蓄える袋状の器官で, 膀胱の下面で後方に尿管開口の2点と尿道開囗部の1点を結ぶ膀胱三角がある。
3:尿道は,尿を膀胱より体外へ送り出す管で膀胱から起こり, 前立腺より陰茎を貫き亀頭の先端に開口する。
問題05: 3
解説:1 :精巣とは,左右一対で陰嚢の中にあり,精子を産生する器官である。
2:卵巣は,母指頭大のやや扁平な楕円体で骨盤側壁の卵巣窩におさまっている。
3:精索とは,精管や血管・神経などを結組織で束ねた紐状のもので,鼠径輪を通じて腹腔に入る。 精嚢の支持は担わない。
4:子宮円索とは,子宮が後方に倒れないように前方に引く,紐状の靭帯で鼠径輪を通じて大陰唇の皮下に終わる。
問題06: 3
解説:セルトリ細胞は精管壁にあり、精上皮を支持するとともに精細胞に栄養を供給する。テストステロンなどの男性ホルモンを分泌するのは間細胞(ライディッヒ細胞)である。精巣縦隔は線維性被膜である白膜が精巣実質内に半球状に突出したもので、そこから放射状に精巣中隔を出し実質を200~300個の小葉に分けるもので、左右に分けるものではない。
白膜は線維性被膜であり、腹膜は透明な漿膜ででき、漿液を分泌する上皮だから、明らかに異なる組織である。
問題07: 2
解説:ライディッヒ細胞は精巣内の精細管と精細管の間を埋める間細胞のことである。テストステロン(男性ホルモン)を分泌し、精子の産生や二次性徴を促す。精巣で産生された精子は精巣上体に貯えられ精管を通って精管膨大部へ行き、精嚢からの分泌物(精子の栄養源)
と共に射精管から尿道に放出される。
問題08: 4
解説:いわゆる精液とは精巣で作られた精子が精路を通る間に、精嚢や前立腺、尿道球腺などの分泌液と混ざり合いできるものを指す。
問題09: 3
解説:ライディヒの間細胞は精巣の聞質にある内分泌細胞で、テストステロンなどの男性ホルモンを分泌する。
問題10: 1
解説:子宮内膜は2層(基底層と機能層)構造になっており、月経時に剥離し、体外に排出されるのは機能層である。
2009年12月1日火曜日
【解剖学問題21 内分泌 その2(解答編)】
【解剖学問題21 内分泌 その2(解答編)】
問題01: 2
解説:1:男性ホルモンはアンドロゲン。アルドステロンは副腎皮質ホルモンの電解質コルチコイドの一種。
3:セルトリ細胞が卵胞刺激ホルモンによって刺激を受け、精子発生を促す。
4:テストステロンなどの男性ホルモン分泌に関与するのはライディッヒ細胞。
問題02: 3
解説:副腎皮質のホルモンにはアルドステロン、コルチゾル、コルチコステロンなどがある。アドレナリンは副腎髄質から分泌される。
問題03: 3
解説:アドレナリンもノルアドレナリンも副腎髄質から分泌される。ただし、副腎髄質での分泌量はアドレナリンが大量で、ノルアドレナリンは少量である。
問題04: 1
解説:1:ライディヒの間細胞は精巣の聞質にある内分泌細胞で、テストステロンなどの男性ホルモンを分泌する。
2:セルトリ細胞は二.精巣の精細管の中の精上皮の間に点在する支持細胞で、精子形成細胞を保持し、またこれに栄養を与える。
3:精子細胞は変態して精子になる細胞である。
4:精母細胞は精祖細胞から通常の有糸分裂を行って分裂した細胞である、
問題05: 3
解説:1:バゾプレッシンは下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンである。
2:カルシトニンは甲状腺の傍濾胞細胞から分泌されるカルシウム代謝ホルモンである。
3:アルドステロンは副腎皮質の球状帯から分泌される電解質コルチコイドで腎臓でのNa+の再吸収や水の再吸収の促進、K+の排泄を促進する。
4:アンドロゲンは副腎皮質の網状帯から分泌される副腎男性ホルモンである。
問題06: 3
解説:束状帯があるのは3:副腎皮質で、皮質の表層から球状帯、束状帯、網状帯の3層をなしていて、各々電解質(ミネラル)コルチコイド、糖質コルチコイド、性ホルモンを分泌・調整している。
問題07: 3
解説:カルシトニンを分泌するのは甲状腺の傍小胞細胞である。カルシトニンは骨と腎臓に作用して、血中のカルシウム値を低下させる。この作用は上皮小体ホルモンの作用と拮抗する。
問題08: 4
解説:パラトルモンは上皮小体ホルモンのことで、カルシトニンの作用に拮抗し、血中のカルシウム濃度を高める作用がある。骨からのカルシウムの動員、腎臓ではリン酸の排泄促進、カルシウムの腸管からの吸収を促進する。1はカルシトニン(サイロカルシトニン)のこと。3はメラトニン(松果体ホルモン)。
問題09: 3
解説:1:下垂体は、蝶形骨のトルコ鞍の中にある下垂体窩に位置している。
2:松果体は、間脳の底面から下垂している下垂体とは別に、間脳の背面から突出している。
3:副腎はヒトの場合、両側の腎臓の上部に帽子状に付着している。
4:上皮小体(副甲状腺)は、甲状腺の背面に存在する麦粒大の小体で通常4個認められる。
問題10: 2
解説:1:男性ホルモンはアンドロゲン。アルドステロンは副腎皮質ホルモンの電解質コルチコイドの一種。
3:セルトリ細胞が卵胞刺激ホルモンによって刺激を受け、精子発生を促す。
4:テストステロンなどの男性ホルモン分泌に関与するのはライディッヒ細胞。
問題01: 2
解説:1:男性ホルモンはアンドロゲン。アルドステロンは副腎皮質ホルモンの電解質コルチコイドの一種。
3:セルトリ細胞が卵胞刺激ホルモンによって刺激を受け、精子発生を促す。
4:テストステロンなどの男性ホルモン分泌に関与するのはライディッヒ細胞。
問題02: 3
解説:副腎皮質のホルモンにはアルドステロン、コルチゾル、コルチコステロンなどがある。アドレナリンは副腎髄質から分泌される。
問題03: 3
解説:アドレナリンもノルアドレナリンも副腎髄質から分泌される。ただし、副腎髄質での分泌量はアドレナリンが大量で、ノルアドレナリンは少量である。
問題04: 1
解説:1:ライディヒの間細胞は精巣の聞質にある内分泌細胞で、テストステロンなどの男性ホルモンを分泌する。
2:セルトリ細胞は二.精巣の精細管の中の精上皮の間に点在する支持細胞で、精子形成細胞を保持し、またこれに栄養を与える。
3:精子細胞は変態して精子になる細胞である。
4:精母細胞は精祖細胞から通常の有糸分裂を行って分裂した細胞である、
問題05: 3
解説:1:バゾプレッシンは下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンである。
2:カルシトニンは甲状腺の傍濾胞細胞から分泌されるカルシウム代謝ホルモンである。
3:アルドステロンは副腎皮質の球状帯から分泌される電解質コルチコイドで腎臓でのNa+の再吸収や水の再吸収の促進、K+の排泄を促進する。
4:アンドロゲンは副腎皮質の網状帯から分泌される副腎男性ホルモンである。
問題06: 3
解説:束状帯があるのは3:副腎皮質で、皮質の表層から球状帯、束状帯、網状帯の3層をなしていて、各々電解質(ミネラル)コルチコイド、糖質コルチコイド、性ホルモンを分泌・調整している。
問題07: 3
解説:カルシトニンを分泌するのは甲状腺の傍小胞細胞である。カルシトニンは骨と腎臓に作用して、血中のカルシウム値を低下させる。この作用は上皮小体ホルモンの作用と拮抗する。
問題08: 4
解説:パラトルモンは上皮小体ホルモンのことで、カルシトニンの作用に拮抗し、血中のカルシウム濃度を高める作用がある。骨からのカルシウムの動員、腎臓ではリン酸の排泄促進、カルシウムの腸管からの吸収を促進する。1はカルシトニン(サイロカルシトニン)のこと。3はメラトニン(松果体ホルモン)。
問題09: 3
解説:1:下垂体は、蝶形骨のトルコ鞍の中にある下垂体窩に位置している。
2:松果体は、間脳の底面から下垂している下垂体とは別に、間脳の背面から突出している。
3:副腎はヒトの場合、両側の腎臓の上部に帽子状に付着している。
4:上皮小体(副甲状腺)は、甲状腺の背面に存在する麦粒大の小体で通常4個認められる。
問題10: 2
解説:1:男性ホルモンはアンドロゲン。アルドステロンは副腎皮質ホルモンの電解質コルチコイドの一種。
3:セルトリ細胞が卵胞刺激ホルモンによって刺激を受け、精子発生を促す。
4:テストステロンなどの男性ホルモン分泌に関与するのはライディッヒ細胞。
2009年11月27日金曜日
【解剖学問題20 感覚器 その2(解答編)】
【解剖学問題20 感覚器 その2(解答編)】
問題01: 2
解説:1:鼓膜に接するのはツチ骨である。アブミ骨は内耳の前庭窓に接している。
3:前庭は卵形嚢、球形嚢からなる。
4:蝸牛は聴覚を司るところで、蝸牛に聴覚受容器としてコルチ器がある。
問題02: 1
解説:有毛細胞は聴覚・平衡覚の受容器に用いられる。
問題03: 1
解説:三叉神経の第3枝である下顎神経は舌の前方1/3の知覚に関与する。
問題04: 2
解説:舌尖部では甘味を感受する。
問題05: 1
解説:回転性の平衡感覚を司るのは三半規管であるので、三半規管に障害が起こると回転性めまいの原因になる。
問題06: 3
解説:迷路は蝸牛と前庭器からなるが、前庭器が体の回転運動を感受し、蝸牛は聴覚に関与する。
問題07: 2
解説:舌の運動は舌下神経が支配する。舌下神経は運動神経を含んでおり、随意筋である舌を動かす。舌は骨格筋である。味覚は顔面神経と舌咽神経が支配する。三叉神経の第3枝である下顎神経は舌の一部の知覚に関与する。舌の根元は口峡の舌壁にあたる。
問題08: 1
解説:いずれも感覚と中継核の組合せを示している。内側膝状体は聴覚の中継核である。
問題09: 2
解説:1:外眼筋は6つ(上直筋、下直筋、内側直筋、外側直筋、上斜筋、下斜筋)である。
2:虹彩中に瞳孔括約筋(副交感神経支配:縮瞳)、瞳孔散大筋(交感神経支配:散瞳)がある。
3:水晶体は虹彩の後方に存在するレンズである。
4:硝子体の前面を覆っている眼球内膜が網膜である。
問題10: 1
解説:立毛筋は交感神経に支配されており、毛を直立させ鳥肌を生じさせる働きをもつ。
2:真皮は膠原線維からなり、血管、リンパ管、毛根、知覚神経終末などが存在する。
3:マイスネル触覚小体は触覚、40Hz以下の振動刺激を感受する。
4:皮下組織の結合組織線維束からつくられる網目には脂肪組織が満ち、体温および栄養蓄積を行っている。
問題01: 2
解説:1:鼓膜に接するのはツチ骨である。アブミ骨は内耳の前庭窓に接している。
3:前庭は卵形嚢、球形嚢からなる。
4:蝸牛は聴覚を司るところで、蝸牛に聴覚受容器としてコルチ器がある。
問題02: 1
解説:有毛細胞は聴覚・平衡覚の受容器に用いられる。
問題03: 1
解説:三叉神経の第3枝である下顎神経は舌の前方1/3の知覚に関与する。
問題04: 2
解説:舌尖部では甘味を感受する。
問題05: 1
解説:回転性の平衡感覚を司るのは三半規管であるので、三半規管に障害が起こると回転性めまいの原因になる。
問題06: 3
解説:迷路は蝸牛と前庭器からなるが、前庭器が体の回転運動を感受し、蝸牛は聴覚に関与する。
問題07: 2
解説:舌の運動は舌下神経が支配する。舌下神経は運動神経を含んでおり、随意筋である舌を動かす。舌は骨格筋である。味覚は顔面神経と舌咽神経が支配する。三叉神経の第3枝である下顎神経は舌の一部の知覚に関与する。舌の根元は口峡の舌壁にあたる。
問題08: 1
解説:いずれも感覚と中継核の組合せを示している。内側膝状体は聴覚の中継核である。
問題09: 2
解説:1:外眼筋は6つ(上直筋、下直筋、内側直筋、外側直筋、上斜筋、下斜筋)である。
2:虹彩中に瞳孔括約筋(副交感神経支配:縮瞳)、瞳孔散大筋(交感神経支配:散瞳)がある。
3:水晶体は虹彩の後方に存在するレンズである。
4:硝子体の前面を覆っている眼球内膜が網膜である。
問題10: 1
解説:立毛筋は交感神経に支配されており、毛を直立させ鳥肌を生じさせる働きをもつ。
2:真皮は膠原線維からなり、血管、リンパ管、毛根、知覚神経終末などが存在する。
3:マイスネル触覚小体は触覚、40Hz以下の振動刺激を感受する。
4:皮下組織の結合組織線維束からつくられる網目には脂肪組織が満ち、体温および栄養蓄積を行っている。
2009年11月18日水曜日
【解剖学問題19 泌尿器 その2(解答編)】
【解剖学問題19 泌尿器 その2(解答編)】
問題01: 1
解説:1 : 腎臓に血液を供給する動脈は,まず,腹大動脈から直接分岐する腎動脈から始まり,腎門から入って, 腎乳頭間を走る。これを葉間動脈といい, これは皮質と髄質の間で急に曲って弓状動脈となる。これから皮質に向かって小葉間動脈が分岐し,腎小体の輸入細動脈→糸球体→輸出細動脈を形成し,さらに輸出動脈からは直細動脈が放射状に髄質に向かって走る。その後毛細血管を経て,静脈となり,動脈とは逆方向に,皮質では小葉間静脈,髄質では直細静脈が弓状静脈→葉間静脈を経て微静脈となる。
問題02: 4
解説:膀胱は下向きの三角錐状をしており、尿管は膀胱の後下面に開く。
問題03: 2,3
解説:腎臓は後腹膜器官である。脊柱の両側で、第11胸椎から第3腰椎の間にあり、多くの場合、左腎より右腎のほうが半分ないし1椎体だけ低位にある。腎臓内部の表層にある皮質には、腎小体(糸球体とボーマン嚢を合わせたもの)がみられる。この腎小体には、それぞれ蛇行や直行する尿細管がある(1つの腎小体と1本の尿細管を合わせたものがネフロン:腎単位と呼ばれる)。ボーマン嚢の一端から近位尿細管が始まり、髄質に下行して、ヘンレのわなで折れ返り上行脚となり、再び皮質の腎小体の周囲で遠位尿細管から集合管へと続き、腎杯、腎孟(盤)、尿管と続く。
問題04: 3
解説:1:骨盤の分界線より下を小骨盤と呼び、ここに骨盤内臓(膀胱・子宮・卵管・卵巣・直腸など)が入る。膀胱は男性では直腸の前に、
3:女性では子宮と膣の前に位置する。膀胱は、ピラミッド状で頂きを膀胱尖、底にあたる部分を膀胱底と呼ぶ。膀胱尖は前上部で恥骨結合の後ろにあり、
4:後方の膀胱底は三角形状で上縁の両端から尿管が入り(尿管口)、下方の頂点から尿道が出る。
2:(内尿道口)膀胱の内面は、移行上皮が見られる。
問題05: 3
解説:選択肢の中で、横紋筋線維でできているのは尿道括約筋である。
問題06: 4
解説:尿道隔膜部で骨格筋によって尿道括約筋をつくる。
問題07: 2
解説:1:膀胱は、男女とも恥骨結合の後方にある。
2:男性では膀胱の後方には直腸があるが、女性では膀胱の後方に子宮と膣がある(図2-2)。
3:膀胱壁の筋は平滑筋からなり、尿の排出は、副交感神経の興奮により膀胱壁の筋層が収縮して行われるが、特に内尿道口では筋層が輪状に発達していて膀胱括約筋となり、これは自動的にゆるんで尿が排出される。
4:尿管口は、膀胱底部で膀胱三角の底辺の2つの角をなし、内尿道口が膀胱三角の他の頂点をなす。
問題08: 3
解説:腎臓のネフロン(腎単位)とは、腎小体とそれに続く尿細管からなり、尿を成生する部位を示す。腎小体はさらに、毛細血管からなる糸球体とこれを包むボーマン嚢からなる。
1:糸球体は毛細血管が糸だま状に集まったものである。
3:遠位尿細管は、一度髄質にのびた尿細管が、再び腎小体の周辺に戻ったものをいう。尿管極から直接始まるのは近位尿細管。
4:緻密斑は、遠位尿細管が腎小体の血管極に接する部分でその上皮の丈が高くなり、緻密斑という構造を形成する。これとともに輸入細動脈の平滑筋細胞が、ボーマン嚢の近くで上皮細胞様となる。これを糸球体旁細胞という。
問題09: 4
解説:腎小体は、糸球体とボーマン嚢からなる。腎小体は、表層の皮質に散在している。この腎小体と、これに続く尿細管をあわせてネフロンと呼んでいる。腎小体を構成する糸球体は毛細血管網である。糸球体を作る血管は、太い輸入管(輸入細動脈)と細い輸出管(輸出細動脈)で作られる。この血管がボーマン嚢に出入りする側を血管極、その対側で尿管細管が始まる側を尿細管極と呼ぶ。
問題10: 2
解説:ネフロン(腎単位)とは腎小体と尿細管を併せたものをいう。また腎小体(マルピギー小体)は毛細血管が毛鞠状になっている糸球体とそれを包む袋状のボウマン嚢からなっている。また尿細管は近位・遠位尿細管とそれをつなぐヘンレのワナ(係蹄)からなっている。弓状動脈は腎皮質と髄質の間を弓状に走行する動脈である。
問題01: 1
解説:1 : 腎臓に血液を供給する動脈は,まず,腹大動脈から直接分岐する腎動脈から始まり,腎門から入って, 腎乳頭間を走る。これを葉間動脈といい, これは皮質と髄質の間で急に曲って弓状動脈となる。これから皮質に向かって小葉間動脈が分岐し,腎小体の輸入細動脈→糸球体→輸出細動脈を形成し,さらに輸出動脈からは直細動脈が放射状に髄質に向かって走る。その後毛細血管を経て,静脈となり,動脈とは逆方向に,皮質では小葉間静脈,髄質では直細静脈が弓状静脈→葉間静脈を経て微静脈となる。
問題02: 4
解説:膀胱は下向きの三角錐状をしており、尿管は膀胱の後下面に開く。
問題03: 2,3
解説:腎臓は後腹膜器官である。脊柱の両側で、第11胸椎から第3腰椎の間にあり、多くの場合、左腎より右腎のほうが半分ないし1椎体だけ低位にある。腎臓内部の表層にある皮質には、腎小体(糸球体とボーマン嚢を合わせたもの)がみられる。この腎小体には、それぞれ蛇行や直行する尿細管がある(1つの腎小体と1本の尿細管を合わせたものがネフロン:腎単位と呼ばれる)。ボーマン嚢の一端から近位尿細管が始まり、髄質に下行して、ヘンレのわなで折れ返り上行脚となり、再び皮質の腎小体の周囲で遠位尿細管から集合管へと続き、腎杯、腎孟(盤)、尿管と続く。
問題04: 3
解説:1:骨盤の分界線より下を小骨盤と呼び、ここに骨盤内臓(膀胱・子宮・卵管・卵巣・直腸など)が入る。膀胱は男性では直腸の前に、
3:女性では子宮と膣の前に位置する。膀胱は、ピラミッド状で頂きを膀胱尖、底にあたる部分を膀胱底と呼ぶ。膀胱尖は前上部で恥骨結合の後ろにあり、
4:後方の膀胱底は三角形状で上縁の両端から尿管が入り(尿管口)、下方の頂点から尿道が出る。
2:(内尿道口)膀胱の内面は、移行上皮が見られる。
問題05: 3
解説:選択肢の中で、横紋筋線維でできているのは尿道括約筋である。
問題06: 4
解説:尿道隔膜部で骨格筋によって尿道括約筋をつくる。
問題07: 2
解説:1:膀胱は、男女とも恥骨結合の後方にある。
2:男性では膀胱の後方には直腸があるが、女性では膀胱の後方に子宮と膣がある(図2-2)。
3:膀胱壁の筋は平滑筋からなり、尿の排出は、副交感神経の興奮により膀胱壁の筋層が収縮して行われるが、特に内尿道口では筋層が輪状に発達していて膀胱括約筋となり、これは自動的にゆるんで尿が排出される。
4:尿管口は、膀胱底部で膀胱三角の底辺の2つの角をなし、内尿道口が膀胱三角の他の頂点をなす。
問題08: 3
解説:腎臓のネフロン(腎単位)とは、腎小体とそれに続く尿細管からなり、尿を成生する部位を示す。腎小体はさらに、毛細血管からなる糸球体とこれを包むボーマン嚢からなる。
1:糸球体は毛細血管が糸だま状に集まったものである。
3:遠位尿細管は、一度髄質にのびた尿細管が、再び腎小体の周辺に戻ったものをいう。尿管極から直接始まるのは近位尿細管。
4:緻密斑は、遠位尿細管が腎小体の血管極に接する部分でその上皮の丈が高くなり、緻密斑という構造を形成する。これとともに輸入細動脈の平滑筋細胞が、ボーマン嚢の近くで上皮細胞様となる。これを糸球体旁細胞という。
問題09: 4
解説:腎小体は、糸球体とボーマン嚢からなる。腎小体は、表層の皮質に散在している。この腎小体と、これに続く尿細管をあわせてネフロンと呼んでいる。腎小体を構成する糸球体は毛細血管網である。糸球体を作る血管は、太い輸入管(輸入細動脈)と細い輸出管(輸出細動脈)で作られる。この血管がボーマン嚢に出入りする側を血管極、その対側で尿管細管が始まる側を尿細管極と呼ぶ。
問題10: 2
解説:ネフロン(腎単位)とは腎小体と尿細管を併せたものをいう。また腎小体(マルピギー小体)は毛細血管が毛鞠状になっている糸球体とそれを包む袋状のボウマン嚢からなっている。また尿細管は近位・遠位尿細管とそれをつなぐヘンレのワナ(係蹄)からなっている。弓状動脈は腎皮質と髄質の間を弓状に走行する動脈である。
2009年11月16日月曜日
【解剖学問題18 脈管 その2(解答編)】
【解剖学問題18 脈管 その2(解答編)】
問題01: 2
解説:冠状動脈は心臓を栄養する血管で、上行大動脈より分岐する。
問題02: 2
解説:肺動脈は血液のガス交換の為に、右心室から肺に流れる血管のことで、生命機能を維持する目的で使われることから機能血管と呼ばれる。肺自体を栄養している栄養血管は気管支動脈である。
問題03: 4
解説:胸腺は思春期を境に機能を低下・消失させ、脂肪組織に置き換わる。
問題04: 3
解説:肺静脈は肺から左心房に流入する血管である。冠状動脈は心臓を栄養する血管で、上行大動脈より分岐する。大動脈弁は半月弁である。
問題05: 1
解説:他は外頚動脈の枝。
問題06: 2
解説:心臓の心底は右上方にある。
また心尖は左下方で前胸壁に接している。
問題07: 1
解説:外頚動脈の分岐である顎動脈からはさらに数本の枝が分かれて行くが、中硬膜動脈もそのひとつである。
問題08: 1
解説:鎖骨下動脈より分岐する両側の椎骨動脈は、頭蓋に入る際に左右が合し、脳底動脈となる。
問題09: 1
解説:腹腔動脈の分枝は脾動脈、左胃動脈、総肝動脈がある。さらに総肝動脈は固有肝動脈・胃十二指腸動脈・右胃動脈に分かれる。
問題10: 1
解説:2:上腸間膜動脈は膵臓、十二指腸、空腸、回腸、盲腸、上行結腸の一部に分布する。直腸に分布する動脈は下腸間膜動脈と内腸骨動脈(臓側枝)である。
3:腎動脈は腎臓に分布する。精巣に分布するのは精巣動脈である。
4:下腸間膜動脈は下行結腸、S状結腸、直腸の上半分に分布する。卵巣に分布する動脈は卵巣動脈である。
問題01: 2
解説:冠状動脈は心臓を栄養する血管で、上行大動脈より分岐する。
問題02: 2
解説:肺動脈は血液のガス交換の為に、右心室から肺に流れる血管のことで、生命機能を維持する目的で使われることから機能血管と呼ばれる。肺自体を栄養している栄養血管は気管支動脈である。
問題03: 4
解説:胸腺は思春期を境に機能を低下・消失させ、脂肪組織に置き換わる。
問題04: 3
解説:肺静脈は肺から左心房に流入する血管である。冠状動脈は心臓を栄養する血管で、上行大動脈より分岐する。大動脈弁は半月弁である。
問題05: 1
解説:他は外頚動脈の枝。
問題06: 2
解説:心臓の心底は右上方にある。
また心尖は左下方で前胸壁に接している。
問題07: 1
解説:外頚動脈の分岐である顎動脈からはさらに数本の枝が分かれて行くが、中硬膜動脈もそのひとつである。
問題08: 1
解説:鎖骨下動脈より分岐する両側の椎骨動脈は、頭蓋に入る際に左右が合し、脳底動脈となる。
問題09: 1
解説:腹腔動脈の分枝は脾動脈、左胃動脈、総肝動脈がある。さらに総肝動脈は固有肝動脈・胃十二指腸動脈・右胃動脈に分かれる。
問題10: 1
解説:2:上腸間膜動脈は膵臓、十二指腸、空腸、回腸、盲腸、上行結腸の一部に分布する。直腸に分布する動脈は下腸間膜動脈と内腸骨動脈(臓側枝)である。
3:腎動脈は腎臓に分布する。精巣に分布するのは精巣動脈である。
4:下腸間膜動脈は下行結腸、S状結腸、直腸の上半分に分布する。卵巣に分布する動脈は卵巣動脈である。
2009年11月13日金曜日
【解剖学問題17 骨格系 その2(解答編)】
【解剖学問題17 骨格系 その2(解答編)】
問題01: 2
解説:大坐骨孔は、寛骨の大坐骨切痕、仙骨および坐骨棘から仙骨および尾骨へ張る仙棘靭帯とによって囲まれた孔である。大坐骨切痕は、腸骨の下後腸骨棘と坐骨の坐骨結節との間の大きな陥凹である。大坐骨孔には梨状筋が通り、これによりさらに梨上筋上孔と梨状筋下孔とに分けられる。
上孔は上殿神経、同動・静脈が通り、下孔は、下殿神経、同・静脈、坐骨神経、陰部神経および内陰部動・静脈が通る。
問題02: 1
解説:正中環軸関節とは、第1頚椎(環椎)の前弓にある歯突起窩と第2頚椎(軸椎)の歯突起の前後関節面との関節で、頭蓋骨を回転させる車軸関節である。主に回旋運動に関与する。
問題03: 4
解説:腰椎には横突起はみられない。その代わり、胸椎では見られない副突起や乳頭突起が見られる。
問題04: 2,3
解説:1.股関節―――臼関節、4.胸鎖関節―――鞍関節
問題05: 2
解説:尺骨切痕は橈骨に見られる。
問題06: 4
解説:ラムダ縫合とは後頭骨と頭頂骨の間の縫合のこと。他に矢状縫合、冠状縫合がある。矢状縫合は左右の頭頂骨の間に、冠状縫合は前頭骨と頭頂上骨の間にみられる。
問題07: 3
解説:女性は男性と異なり骨盤内(子宮)で胎児を育成し、出産をする必要があるため、骨盤腔を広くする構造の違いが見られる。そのため仙骨岬角の突出が小さく、骨盤上口は横に広い楕円型をしている。腸骨棘の開きが大きく、恥骨角が大きい。男性は仙骨岬角の突出が見られ、骨盤上口はハート形をしている。
問題08: 3
解説:1.肩甲上腕関節(いわゆる肩関節)は球関節である。
2.腕尺関節は蝶番関節である。
3.4指の手根中手関節は可動性の少ない平面関節である。
4.母指のCM関節(手根中手関節)は鞍関節である。
問題09: 1
解説:月状骨と隣接していない骨は、豆状骨、大菱形骨、小菱形骨。
問題10: 3
解説:椎間板は椎骨と椎骨に挟まれ、衝撃緩衝材の役割を果たす。構造は膠原線維の層が年輪状に重なり、クッションの役割をする髄核を強固に収めている。頸椎横突孔はすべての頸椎に存在するが、椎骨動静脈を通すのは第7頸椎以外の6つの横突孔である。
問題01: 2
解説:大坐骨孔は、寛骨の大坐骨切痕、仙骨および坐骨棘から仙骨および尾骨へ張る仙棘靭帯とによって囲まれた孔である。大坐骨切痕は、腸骨の下後腸骨棘と坐骨の坐骨結節との間の大きな陥凹である。大坐骨孔には梨状筋が通り、これによりさらに梨上筋上孔と梨状筋下孔とに分けられる。
上孔は上殿神経、同動・静脈が通り、下孔は、下殿神経、同・静脈、坐骨神経、陰部神経および内陰部動・静脈が通る。
問題02: 1
解説:正中環軸関節とは、第1頚椎(環椎)の前弓にある歯突起窩と第2頚椎(軸椎)の歯突起の前後関節面との関節で、頭蓋骨を回転させる車軸関節である。主に回旋運動に関与する。
問題03: 4
解説:腰椎には横突起はみられない。その代わり、胸椎では見られない副突起や乳頭突起が見られる。
問題04: 2,3
解説:1.股関節―――臼関節、4.胸鎖関節―――鞍関節
問題05: 2
解説:尺骨切痕は橈骨に見られる。
問題06: 4
解説:ラムダ縫合とは後頭骨と頭頂骨の間の縫合のこと。他に矢状縫合、冠状縫合がある。矢状縫合は左右の頭頂骨の間に、冠状縫合は前頭骨と頭頂上骨の間にみられる。
問題07: 3
解説:女性は男性と異なり骨盤内(子宮)で胎児を育成し、出産をする必要があるため、骨盤腔を広くする構造の違いが見られる。そのため仙骨岬角の突出が小さく、骨盤上口は横に広い楕円型をしている。腸骨棘の開きが大きく、恥骨角が大きい。男性は仙骨岬角の突出が見られ、骨盤上口はハート形をしている。
問題08: 3
解説:1.肩甲上腕関節(いわゆる肩関節)は球関節である。
2.腕尺関節は蝶番関節である。
3.4指の手根中手関節は可動性の少ない平面関節である。
4.母指のCM関節(手根中手関節)は鞍関節である。
問題09: 1
解説:月状骨と隣接していない骨は、豆状骨、大菱形骨、小菱形骨。
問題10: 3
解説:椎間板は椎骨と椎骨に挟まれ、衝撃緩衝材の役割を果たす。構造は膠原線維の層が年輪状に重なり、クッションの役割をする髄核を強固に収めている。頸椎横突孔はすべての頸椎に存在するが、椎骨動静脈を通すのは第7頸椎以外の6つの横突孔である。
2009年11月12日木曜日
【解剖学問題16 筋系 その2(解答編)】
【解剖学問題16 筋系 その2(解答編)】
問題01: 2
解説:1:肩関節の屈曲とは上腕の前方挙上であり、三角筋の働きに属する。
2:大内転筋は、大腿骨に停止するので膝関節に直接関係なし。
3:最長筋は脊柱起立筋の1つで、脊柱を背屈(後屈)する。
4:股関節の伸展は、大腿骨を後方に引く運動であり、大殿筋が作用する。
問題02: 1
解説:2.大腿二頭筋短頭―――腓骨神経
3.中間広筋―――大腿神経
4.第3腓骨筋―――深腓骨神経
問題03: 3
解説:1.深指屈筋―――正中神経、尺骨神経
2.大内転筋―――閉鎖神経、坐骨神経
3.短母指外転筋―――正中神経
4.大腿二頭筋―――脛骨神経、腓骨神経
あと短母指屈筋(正中神経、尺骨神経)などがある。
問題04: 2
解説:大腿内転筋群には
恥骨筋−−−大腿神経支配
長・短・大内転筋、薄筋、外閉鎖筋−−−閉鎖神経支配
がある。
問題05: 1
解説:鵞足は脛骨粗面に停止する3つの筋で構成される。
起始はそれぞれ、縫工筋が上前腸骨棘、薄筋が恥骨下枝前面、半腱様筋は坐骨結節である。
問題06: 4
解説:すべて肩甲骨に付着するが、
1は上角、内側縁上部に
2は内側縁全域に
3は烏口突起にそれぞれ付着している。
僧帽筋は中部線維が肩甲棘と肩峰に付着している。
肩甲挙筋:第1〜4頸椎横突起→肩甲骨上角
前鋸筋:第1〜8肋骨→肩甲骨内側縁
小胸筋:第2〜5肋骨→肩甲骨烏口突起
僧帽筋:外後頭隆起・項靱帯・棘突起→肩甲棘・肩峰・鎖骨外側1/3
問題07: 3
解説:薄筋は恥骨下枝前面から起始する。
問題08: 2
解説:小胸筋:第2〜5肋骨→肩甲骨烏口突起
棘上筋:肩甲骨棘上窩→上腕骨大結節
棘下筋:肩甲骨棘下窩→上腕骨大結節
小円筋:肩甲骨外側縁→上腕骨大結節
問題09: 2
解説:長腓骨筋:腓骨頭→内側楔状骨・第1中足骨底
腓腹筋:内側・外側上顆→踵骨腱(アキレス腱)となり踵骨隆起
膝窩筋:外側上顆→脛骨上部後面
足底筋:外側上顆→踵骨腱
問題10: 1
解説:この中央部は、総頸動脈が内・外頸動脈に分岐する位置で、頸動脈拍動を触れる。
問題01: 2
解説:1:肩関節の屈曲とは上腕の前方挙上であり、三角筋の働きに属する。
2:大内転筋は、大腿骨に停止するので膝関節に直接関係なし。
3:最長筋は脊柱起立筋の1つで、脊柱を背屈(後屈)する。
4:股関節の伸展は、大腿骨を後方に引く運動であり、大殿筋が作用する。
問題02: 1
解説:2.大腿二頭筋短頭―――腓骨神経
3.中間広筋―――大腿神経
4.第3腓骨筋―――深腓骨神経
問題03: 3
解説:1.深指屈筋―――正中神経、尺骨神経
2.大内転筋―――閉鎖神経、坐骨神経
3.短母指外転筋―――正中神経
4.大腿二頭筋―――脛骨神経、腓骨神経
あと短母指屈筋(正中神経、尺骨神経)などがある。
問題04: 2
解説:大腿内転筋群には
恥骨筋−−−大腿神経支配
長・短・大内転筋、薄筋、外閉鎖筋−−−閉鎖神経支配
がある。
問題05: 1
解説:鵞足は脛骨粗面に停止する3つの筋で構成される。
起始はそれぞれ、縫工筋が上前腸骨棘、薄筋が恥骨下枝前面、半腱様筋は坐骨結節である。
問題06: 4
解説:すべて肩甲骨に付着するが、
1は上角、内側縁上部に
2は内側縁全域に
3は烏口突起にそれぞれ付着している。
僧帽筋は中部線維が肩甲棘と肩峰に付着している。
肩甲挙筋:第1〜4頸椎横突起→肩甲骨上角
前鋸筋:第1〜8肋骨→肩甲骨内側縁
小胸筋:第2〜5肋骨→肩甲骨烏口突起
僧帽筋:外後頭隆起・項靱帯・棘突起→肩甲棘・肩峰・鎖骨外側1/3
問題07: 3
解説:薄筋は恥骨下枝前面から起始する。
問題08: 2
解説:小胸筋:第2〜5肋骨→肩甲骨烏口突起
棘上筋:肩甲骨棘上窩→上腕骨大結節
棘下筋:肩甲骨棘下窩→上腕骨大結節
小円筋:肩甲骨外側縁→上腕骨大結節
問題09: 2
解説:長腓骨筋:腓骨頭→内側楔状骨・第1中足骨底
腓腹筋:内側・外側上顆→踵骨腱(アキレス腱)となり踵骨隆起
膝窩筋:外側上顆→脛骨上部後面
足底筋:外側上顆→踵骨腱
問題10: 1
解説:この中央部は、総頸動脈が内・外頸動脈に分岐する位置で、頸動脈拍動を触れる。
2009年11月11日水曜日
【解剖学問題15 呼吸器 その2(解答編)】
【解剖学問題15 呼吸器 その2(解答編)】
問題01: 2
解説:1: 気管の後壁は食道に接している。
2:前方には大動脈弓がある。
3: 気管筋は不随意筋の平滑筋である。
4:気管の粘膜上皮は多列線毛上皮である。
問題02: 3
解説:上顎洞は、半月裂孔より中鼻道に開口する。声帯筋は甲状披裂筋の一部、声帯靭帯から起こり披裂軟骨の声帯突起につく横紋筋である。食道は第6頚椎から始まる頚部食道部で気管後部の膜性部(壁)に接着する。左肺は斜裂により2葉に分けられ、右肺は斜裂と水平裂によって3葉に分けられる。
問題03: 4
解説:選択肢の4つの軟骨は、喉頭および気管にみられる軟骨である。
1:気管は、軟骨輸・冠状靱帯・膜性壁で構成されるが、軟骨輸とは気管軟骨のことである。
2:喉頭蓋軟骨は、スプーン状の軟骨で甲状軟骨の後正中に付着し、咽頭と喉頭を境する喉頭蓋をつくる。
3:輪状軟骨は、甲状軟骨の下方にある指輸状の軟骨で下方は気管軟骨に連なる。
4:披裂軟骨は、輪状軟骨の後上縁にある左右一対の小さな三角錐状の軟骨である。披裂軟骨の尖端と甲状軟骨の後面との間に、ヒモ状の声帯靭帯とそれに沿って声帯筋が付き声帯ヒダ(声帯)をつくる。
問題04: 4
解説:4.下顎洞ではなく、上顎洞。
問題05: 4
解説:右肺には3本の葉気管支が分岐する。
問題06: 2
解説:耳管は咽頭の鼻部に開口する。
問題07: 1
解説:副鼻腔
①前頭洞(前頭骨)・・・中鼻道、
②蝶形骨洞(蝶形骨)・・・鼻腔の後上方
③篩骨洞(篩骨)・・・大部分が中鼻道
④上顎洞(上顎骨)・・・中鼻道
鼻涙管は下鼻道に開口し、耳管は咽頭に開口する。
問題08: 1
解説:気管軟骨は硝子軟骨であり、約15~20個の馬蹄形が靱帯で連結されて出来ている。
問題09: 3
解説:1.鼻腔の上壁が篩骨篩板で構成される。下壁は上顎骨、口蓋骨で構成される。
2.各鼻甲介の下に通る。
4.鼻粘膜の大部分は多列線毛上皮である。
問題10: 3
解説:縦隔は左右の肺の間で脊柱の前方にあり、横隔膜の上方にある空間である。そこに存在する臓器は大動静脈、大動脈弓、食道、心臓、横隔神経、迷走神経、胸管などである。
問題01: 2
解説:1: 気管の後壁は食道に接している。
2:前方には大動脈弓がある。
3: 気管筋は不随意筋の平滑筋である。
4:気管の粘膜上皮は多列線毛上皮である。
問題02: 3
解説:上顎洞は、半月裂孔より中鼻道に開口する。声帯筋は甲状披裂筋の一部、声帯靭帯から起こり披裂軟骨の声帯突起につく横紋筋である。食道は第6頚椎から始まる頚部食道部で気管後部の膜性部(壁)に接着する。左肺は斜裂により2葉に分けられ、右肺は斜裂と水平裂によって3葉に分けられる。
問題03: 4
解説:選択肢の4つの軟骨は、喉頭および気管にみられる軟骨である。
1:気管は、軟骨輸・冠状靱帯・膜性壁で構成されるが、軟骨輸とは気管軟骨のことである。
2:喉頭蓋軟骨は、スプーン状の軟骨で甲状軟骨の後正中に付着し、咽頭と喉頭を境する喉頭蓋をつくる。
3:輪状軟骨は、甲状軟骨の下方にある指輸状の軟骨で下方は気管軟骨に連なる。
4:披裂軟骨は、輪状軟骨の後上縁にある左右一対の小さな三角錐状の軟骨である。披裂軟骨の尖端と甲状軟骨の後面との間に、ヒモ状の声帯靭帯とそれに沿って声帯筋が付き声帯ヒダ(声帯)をつくる。
問題04: 4
解説:4.下顎洞ではなく、上顎洞。
問題05: 4
解説:右肺には3本の葉気管支が分岐する。
問題06: 2
解説:耳管は咽頭の鼻部に開口する。
問題07: 1
解説:副鼻腔
①前頭洞(前頭骨)・・・中鼻道、
②蝶形骨洞(蝶形骨)・・・鼻腔の後上方
③篩骨洞(篩骨)・・・大部分が中鼻道
④上顎洞(上顎骨)・・・中鼻道
鼻涙管は下鼻道に開口し、耳管は咽頭に開口する。
問題08: 1
解説:気管軟骨は硝子軟骨であり、約15~20個の馬蹄形が靱帯で連結されて出来ている。
問題09: 3
解説:1.鼻腔の上壁が篩骨篩板で構成される。下壁は上顎骨、口蓋骨で構成される。
2.各鼻甲介の下に通る。
4.鼻粘膜の大部分は多列線毛上皮である。
問題10: 3
解説:縦隔は左右の肺の間で脊柱の前方にあり、横隔膜の上方にある空間である。そこに存在する臓器は大動静脈、大動脈弓、食道、心臓、横隔神経、迷走神経、胸管などである。
【解剖学問題14 解剖学概論 その2(解答編)】
【解剖学問題14 解剖学概論 その2(解答編)】
問題01: 4
解説:気管は多列線毛円柱上皮、皮膚表皮、食道は重層扁平上皮。
問題02: 1
解説:肋軟骨は硝子軟骨。
問題03: 2
解説:骨格筋線維は多核である。平滑筋は横紋構造を持たない。刺激伝導系は特殊心筋にみられる。
問題04: 4
解説:随意筋か不随意筋かを考える。随意筋なら骨格筋、そうでないなら平滑筋である。虫様筋は指指指深屈筋の腱から起こる筋で、第2~5指の基節骨底と手背に走り指背腱膜に付く。基節を曲げて中節と末節を伸展する。
問題05: 1
解説:2は中心小体、3はリボソームと小胞体、4はミトコンドリア
問題06: 4
解説:尿管は移行上皮、胃は単層円柱上皮、気管は多列円柱線毛上皮。
問題07: 1
解説:粗い膠原線維の間に弾性線維を含み、可変性に富む疎性結合組織は皮下組織などに見られる。他の3つは密性結合組織。
問題08: 4
解説:細胞は、核とそれを囲む細胞質よりなる。細胞質には特定の形態と機能を持つ細胞内小器官があり、リボソーム、小胞体、ゴルジ装置、糸粒体(ミトコンドリア)、ライソソーム、中心小体、細胞骨格がある。蛋白質の合成にはリボソームが関与する。ライソソーム(リソソーム)は分解酵素を含み、細胞内消化に関与し、中心小体は細胞分裂時に関与する。ミトコンドリアは細胞内のエネルギー産生に関与する。
問題09: 4
解説:腱は膠原線維を多量に含む密性線維性結合組織である。堅く頑丈なのが特徴。他には靭帯や真皮などがある。
問題10: 4
解説:泌尿生殖系である腎臓が中胚葉由来。1は感覚器なので外胚葉。2,3はそれぞれ消化器、尿路なので内胚葉である。
問題01: 4
解説:気管は多列線毛円柱上皮、皮膚表皮、食道は重層扁平上皮。
問題02: 1
解説:肋軟骨は硝子軟骨。
問題03: 2
解説:骨格筋線維は多核である。平滑筋は横紋構造を持たない。刺激伝導系は特殊心筋にみられる。
問題04: 4
解説:随意筋か不随意筋かを考える。随意筋なら骨格筋、そうでないなら平滑筋である。虫様筋は指指指深屈筋の腱から起こる筋で、第2~5指の基節骨底と手背に走り指背腱膜に付く。基節を曲げて中節と末節を伸展する。
問題05: 1
解説:2は中心小体、3はリボソームと小胞体、4はミトコンドリア
問題06: 4
解説:尿管は移行上皮、胃は単層円柱上皮、気管は多列円柱線毛上皮。
問題07: 1
解説:粗い膠原線維の間に弾性線維を含み、可変性に富む疎性結合組織は皮下組織などに見られる。他の3つは密性結合組織。
問題08: 4
解説:細胞は、核とそれを囲む細胞質よりなる。細胞質には特定の形態と機能を持つ細胞内小器官があり、リボソーム、小胞体、ゴルジ装置、糸粒体(ミトコンドリア)、ライソソーム、中心小体、細胞骨格がある。蛋白質の合成にはリボソームが関与する。ライソソーム(リソソーム)は分解酵素を含み、細胞内消化に関与し、中心小体は細胞分裂時に関与する。ミトコンドリアは細胞内のエネルギー産生に関与する。
問題09: 4
解説:腱は膠原線維を多量に含む密性線維性結合組織である。堅く頑丈なのが特徴。他には靭帯や真皮などがある。
問題10: 4
解説:泌尿生殖系である腎臓が中胚葉由来。1は感覚器なので外胚葉。2,3はそれぞれ消化器、尿路なので内胚葉である。
2009年11月9日月曜日
【解剖学問題13 消化器 その2(解答編)】
【解剖学問題13 消化器 その2(解答編)】
問題01: 2
解説:胆汁は肝細胞で産生され、毛細胆管、小葉間胆管など通過した後、左、右肝管を流れ、総肝管、胆嚢管を経て、胆嚢に一時貯蔵され、濃縮される。
肝臓は径約0.5~2㎜ほどの多角形(断面ではほぼ六角形)の小葉構造がその構成単位となっており、これを取り囲む結合組織がグリソン鞘である。この部分には、肝門から進入して来た肝動脈の枝である小葉間動脈と門脈の枝の小葉間静脈の他、小葉間胆管があり、これらを三つ組という。
膵管は、肝臓から胆汁を運ぶ総胆管と合流して大十二指腸乳頭に開口する。
肝静脈は下大静脈に開口する。
問題02: 3
解説:小腸の粘膜には多くのゴマ粒大のリンパ小節が散在するが、これが集団をなし、小判形(長径2~4㎜)になったものを集合リンパ小節(パイエル板)という。回腸下部に多く、細菌感染の防御に当たる。
問題03: 1
解説:前庭ヒダは声帯ヒダの上部にある。喉頭は第6頚椎の高さで咽頭から移行する。食道は喉頭の後方で咽頭から移行する。副鼻腔は全部で4つ(上顎洞、前頭洞、蝶形骨洞、篩骨洞)。最も大きいのは上顎洞 である。
問題04: 3
解説:肝臓には、胃の小彎側からでた小網と呼ばれる腹膜ヒダ、いわゆる肝胃間膜といわれる間膜が存在する。
問題05: 2
解説:2.結腸は上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸に区分される。
問題06: 4
解説:十二指腸への移行部のことを幽門という。胃腺には主細胞(ペプシン)、傍細胞(塩酸)、副細胞(ムチン)がある。
問題07: 1
解説:虫垂は回腸と上行結腸の移行部から突出している。
問題08: 1
解説:幽門括約筋は輪走筋
問題09: 2
解説:回盲弁(バウヒン弁)は名前の通り、回腸と盲腸部に存在する弁。胃壁の筋層は3層からなり、内斜走筋、中輪走筋、外縦走筋からなる。噴門より上部を胃底という。
問題10: 3
解説:顎下腺・舌下腺はともに固有口腔に開口する。
小舌下腺管は舌下腺の導管のうち、舌下ヒダに沿って開口するもので多数存在する。
問題01: 2
解説:胆汁は肝細胞で産生され、毛細胆管、小葉間胆管など通過した後、左、右肝管を流れ、総肝管、胆嚢管を経て、胆嚢に一時貯蔵され、濃縮される。
肝臓は径約0.5~2㎜ほどの多角形(断面ではほぼ六角形)の小葉構造がその構成単位となっており、これを取り囲む結合組織がグリソン鞘である。この部分には、肝門から進入して来た肝動脈の枝である小葉間動脈と門脈の枝の小葉間静脈の他、小葉間胆管があり、これらを三つ組という。
膵管は、肝臓から胆汁を運ぶ総胆管と合流して大十二指腸乳頭に開口する。
肝静脈は下大静脈に開口する。
問題02: 3
解説:小腸の粘膜には多くのゴマ粒大のリンパ小節が散在するが、これが集団をなし、小判形(長径2~4㎜)になったものを集合リンパ小節(パイエル板)という。回腸下部に多く、細菌感染の防御に当たる。
問題03: 1
解説:前庭ヒダは声帯ヒダの上部にある。喉頭は第6頚椎の高さで咽頭から移行する。食道は喉頭の後方で咽頭から移行する。副鼻腔は全部で4つ(上顎洞、前頭洞、蝶形骨洞、篩骨洞)。最も大きいのは上顎洞 である。
問題04: 3
解説:肝臓には、胃の小彎側からでた小網と呼ばれる腹膜ヒダ、いわゆる肝胃間膜といわれる間膜が存在する。
問題05: 2
解説:2.結腸は上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸に区分される。
問題06: 4
解説:十二指腸への移行部のことを幽門という。胃腺には主細胞(ペプシン)、傍細胞(塩酸)、副細胞(ムチン)がある。
問題07: 1
解説:虫垂は回腸と上行結腸の移行部から突出している。
問題08: 1
解説:幽門括約筋は輪走筋
問題09: 2
解説:回盲弁(バウヒン弁)は名前の通り、回腸と盲腸部に存在する弁。胃壁の筋層は3層からなり、内斜走筋、中輪走筋、外縦走筋からなる。噴門より上部を胃底という。
問題10: 3
解説:顎下腺・舌下腺はともに固有口腔に開口する。
小舌下腺管は舌下腺の導管のうち、舌下ヒダに沿って開口するもので多数存在する。
2009年11月6日金曜日
【解剖学問題12 神経系 その2(解答編)】
【解剖学問題12 神経系 その2(解答編)】
問題01: 1
解説:大腿二頭筋・・・脛骨神経、大殿筋・・・・・下殿神経、大腿筋膜張筋・・上殿神経
問題02: 1
解説:頚横神経は頚神経叢の枝。
問題03: 3
解説:滑車神経は中脳に核を持つ。
問題04: 4
解説:1は意識されない筋肉などからの情報を小脳へ伝える伝導路。錐体路、錐体外路は遠心性伝導路である。
問題05: 4
解説:順番が違う。嗅覚の受容器である嗅細胞が鼻粘膜に存在し、刺激されると篩骨を貫通する嗅神経に伝えられ、頭蓋に入ったところで嗅球に入る。嗅球から大脳に向かう線維群を嗅索といい、嗅覚中枢に伝えられる。
問題06: 3
解説:外側溝は前頭葉および頭頂葉と側頭葉の間。
問題07: 2
解説:腰神経叢からの筋支配は大腿前面(大腿神経)、内側面(閉鎖神経)、また大腿外側の皮膚に行く神経(外側大腿皮神経)がある。坐骨神経は大腿後面から下腿を支配し、仙骨神経叢から分かれる。
問題08: 4
解説:体性感覚野は頭頂葉の中心後回にある。視覚野は後頭葉の半球内側面にある鳥距溝の周囲に、運動性言語野は前頭葉に、運動野も前頭葉にあり、特に中心前回にある。
問題09: 1,4
解説:脊髄前根には遠心性の神経線維が走行する。運動神経、自律神経がそれである。感覚神経、内臓求心性神経など求心性の神経線維は後根を通る。
問題10: 3
解説:脳脊髄液は脈絡叢で産生され、クモ膜下腔を通じて硬膜静脈洞に排出される。側脳室は大脳半球に挟まれる形で存在する。視床(間脳)の位置に存在するのは第3脳室。
問題01: 1
解説:大腿二頭筋・・・脛骨神経、大殿筋・・・・・下殿神経、大腿筋膜張筋・・上殿神経
問題02: 1
解説:頚横神経は頚神経叢の枝。
問題03: 3
解説:滑車神経は中脳に核を持つ。
問題04: 4
解説:1は意識されない筋肉などからの情報を小脳へ伝える伝導路。錐体路、錐体外路は遠心性伝導路である。
問題05: 4
解説:順番が違う。嗅覚の受容器である嗅細胞が鼻粘膜に存在し、刺激されると篩骨を貫通する嗅神経に伝えられ、頭蓋に入ったところで嗅球に入る。嗅球から大脳に向かう線維群を嗅索といい、嗅覚中枢に伝えられる。
問題06: 3
解説:外側溝は前頭葉および頭頂葉と側頭葉の間。
問題07: 2
解説:腰神経叢からの筋支配は大腿前面(大腿神経)、内側面(閉鎖神経)、また大腿外側の皮膚に行く神経(外側大腿皮神経)がある。坐骨神経は大腿後面から下腿を支配し、仙骨神経叢から分かれる。
問題08: 4
解説:体性感覚野は頭頂葉の中心後回にある。視覚野は後頭葉の半球内側面にある鳥距溝の周囲に、運動性言語野は前頭葉に、運動野も前頭葉にあり、特に中心前回にある。
問題09: 1,4
解説:脊髄前根には遠心性の神経線維が走行する。運動神経、自律神経がそれである。感覚神経、内臓求心性神経など求心性の神経線維は後根を通る。
問題10: 3
解説:脳脊髄液は脈絡叢で産生され、クモ膜下腔を通じて硬膜静脈洞に排出される。側脳室は大脳半球に挟まれる形で存在する。視床(間脳)の位置に存在するのは第3脳室。
2009年11月5日木曜日
【解剖学問題11 呼吸器 その1(解答編)】
【解剖学問題11 呼吸器 その1(解答編)】
問題01: 3
解説:一部の頭蓋骨の中には空洞があり、これが鼻腔に開口している。この腔を
副鼻腔といい、
①前頭洞(前頭骨・・・中鼻道、
②蝶形骨洞(蝶形骨)・・・鼻腔の後上方
③篩骨洞(篩骨)・・・大部分が中鼻道
④上顎洞(上顎骨)・・・中鼻道
問題02: 1
解説:副鼻腔には・上顎洞・蝶形骨洞・前頭洞・篩骨洞の4つがある。
問題03: 3
解説:ちなみに最も大きいのは?
問題04: 4
解説:肺葉は右3葉、左2葉である。肺尖は鎖骨の上方約2〜3cmに及ぶ。肺は縦
隔の側面を形成するもので、縦隔の中には入れない。
問題05: 2
解説:肺葉は右3葉、左2葉であり、葉気管支も同数分かれる。水平裂は右肺に
あり、大動脈弓の下をくぐるのは左気管支である。その分、左気管支が右より長い。
問題06: 3
解説:喉頭隆起は甲状軟骨。
問題07: 2
解説:1:上顎洞は上顎骨の中にある最大の副鼻腔で、中鼻道に開口している。
2:前頭洞は前頭骨の中にある副鼻腔で、やはり中鼻道に開口している。
3:鼻涙管は、涙を貯留する鼻根部にある涙嚢からの導管で、下鼻道に開口している。
4:耳管は中耳の鼓室から延びる管で、鼓室の気圧を調節している。開口部は咽頭
上部で、耳管咽頭口という。
問題08: 3
解説:上顎洞は半月裂孔を通じて中鼻道に開口する。篩骨洞は、前・中・後の3
部に分かれ、前・中部は半月裂孔を通じて中鼻道に開口し、後部は上鼻道に開口
する。鼻涙管は、涙腺より分泌した涙を下鼻道に流す管である。耳管は、中耳に
ある鼓室と咽頭の耳管咽頭口を結ぶ管である。
問題09: 3
解説:肺は胸腔内にある1対の半円錐状の器官で、肺の表面と胸壁の内面は胸膜
(漿膜)に被われる。
問題10: 1
解説:肺尖、肺門は共に左右の肺にあり、右肺は上・中・下の三葉に分かれてい
るため水平裂ができる。また左肺は上下2葉に分かれている。肺の内側面である
縦隔面は心臓と接しているので、心圧痕といわれるくぼみがあり、左肺で著名。
問題01: 3
解説:一部の頭蓋骨の中には空洞があり、これが鼻腔に開口している。この腔を
副鼻腔といい、
①前頭洞(前頭骨・・・中鼻道、
②蝶形骨洞(蝶形骨)・・・鼻腔の後上方
③篩骨洞(篩骨)・・・大部分が中鼻道
④上顎洞(上顎骨)・・・中鼻道
問題02: 1
解説:副鼻腔には・上顎洞・蝶形骨洞・前頭洞・篩骨洞の4つがある。
問題03: 3
解説:ちなみに最も大きいのは?
問題04: 4
解説:肺葉は右3葉、左2葉である。肺尖は鎖骨の上方約2〜3cmに及ぶ。肺は縦
隔の側面を形成するもので、縦隔の中には入れない。
問題05: 2
解説:肺葉は右3葉、左2葉であり、葉気管支も同数分かれる。水平裂は右肺に
あり、大動脈弓の下をくぐるのは左気管支である。その分、左気管支が右より長い。
問題06: 3
解説:喉頭隆起は甲状軟骨。
問題07: 2
解説:1:上顎洞は上顎骨の中にある最大の副鼻腔で、中鼻道に開口している。
2:前頭洞は前頭骨の中にある副鼻腔で、やはり中鼻道に開口している。
3:鼻涙管は、涙を貯留する鼻根部にある涙嚢からの導管で、下鼻道に開口している。
4:耳管は中耳の鼓室から延びる管で、鼓室の気圧を調節している。開口部は咽頭
上部で、耳管咽頭口という。
問題08: 3
解説:上顎洞は半月裂孔を通じて中鼻道に開口する。篩骨洞は、前・中・後の3
部に分かれ、前・中部は半月裂孔を通じて中鼻道に開口し、後部は上鼻道に開口
する。鼻涙管は、涙腺より分泌した涙を下鼻道に流す管である。耳管は、中耳に
ある鼓室と咽頭の耳管咽頭口を結ぶ管である。
問題09: 3
解説:肺は胸腔内にある1対の半円錐状の器官で、肺の表面と胸壁の内面は胸膜
(漿膜)に被われる。
問題10: 1
解説:肺尖、肺門は共に左右の肺にあり、右肺は上・中・下の三葉に分かれてい
るため水平裂ができる。また左肺は上下2葉に分かれている。肺の内側面である
縦隔面は心臓と接しているので、心圧痕といわれるくぼみがあり、左肺で著名。
2009年11月4日水曜日
【解剖学問題10 骨格 その1(解答編)】
【解剖学問題10 骨格 その1(解答編)】
問題01: 4
解説:思春期までは骨髄は非常に造血能力が高く、赤色骨髄と呼ばれるが、それ以降は徐々に機能が低下し、脂肪細胞に入れ替わる。そのためやや黄色味がかった外見になり、黄色骨髄と呼ばれる。骨芽細胞は骨形成に重要な役割を担っており、骨吸収(骨破壊)には破骨細胞が関与する。膜内骨化とは主に骨幹とその周囲の骨膜との間に起こる骨形成のことで、短軸方向に成長していく。肩甲骨などの扁平な骨は主に膜内骨化によって形成されている。長骨では内部を疎な海綿質で形成することで、骨自体を軽量化し、骨髄の収納している。外部は密で硬い緻密質で強度を保っている。
問題02: 3
解説:強い弾性を持つ線維は弾性線維を多く含むものであり、外見上黄色(輪ゴムのような色)をしている。
問題03: 2
解説:前距腓靱帯は外果前縁から起こり距骨頚の外側部に付く。
内側(三角)靱帯は距腿関節の内側にある。
後距腓靱帯は外果窩から起こり距骨後突起の外側結節につく。
問題04: 1
解説:前縦靱帯は椎体の前面を覆う。
後縦靱帯は椎体の後面を覆う。
棘上靱帯は棘突起尖端を連結する。
棘間靱帯は棘突起間を連結する。
黄色靱帯は上下の椎弓間を連結する。
問題05: 2
解説:大結節は上腕骨に存在する。
問題06: 4
解説:中節骨は母指では存在しないため、片手に4本。
問題07: 4
解説:上顎骨は顔面頭蓋を構成するものである。
脳頭蓋(6種8個):後頭骨(1)、蝶形骨(1)、側頭骨(2)、頭頂骨(2)、前頭骨(1)、篩骨(1)
顔面頭蓋(9種15個):下鼻甲介(2)、涙骨(2)、鼻骨(2)、鋤骨(1)、上顎骨(2)、口蓋骨(2)、頬骨(2)、下顎骨(1)、舌骨(1)
問題08: 3
解説:球関節は多軸、蝶番関節は1軸性である。平面関節は可動性は少ない。
問題09: 1
解説:骨膜は骨表面を覆い、血管や神経の骨内への導入に役立つが、関節面には存在しない。そのため関節内骨折は血行が十分補われず、予後が悪い。
問題10: 1,2
解説:リスフラン関節は、内側楔状骨と第1中足骨、中間楔状骨と
第2中足骨、外側楔状骨と第3中足骨、
立方骨と第4・第5中足骨との間にある関節をいう。
問題01: 4
解説:思春期までは骨髄は非常に造血能力が高く、赤色骨髄と呼ばれるが、それ以降は徐々に機能が低下し、脂肪細胞に入れ替わる。そのためやや黄色味がかった外見になり、黄色骨髄と呼ばれる。骨芽細胞は骨形成に重要な役割を担っており、骨吸収(骨破壊)には破骨細胞が関与する。膜内骨化とは主に骨幹とその周囲の骨膜との間に起こる骨形成のことで、短軸方向に成長していく。肩甲骨などの扁平な骨は主に膜内骨化によって形成されている。長骨では内部を疎な海綿質で形成することで、骨自体を軽量化し、骨髄の収納している。外部は密で硬い緻密質で強度を保っている。
問題02: 3
解説:強い弾性を持つ線維は弾性線維を多く含むものであり、外見上黄色(輪ゴムのような色)をしている。
問題03: 2
解説:前距腓靱帯は外果前縁から起こり距骨頚の外側部に付く。
内側(三角)靱帯は距腿関節の内側にある。
後距腓靱帯は外果窩から起こり距骨後突起の外側結節につく。
問題04: 1
解説:前縦靱帯は椎体の前面を覆う。
後縦靱帯は椎体の後面を覆う。
棘上靱帯は棘突起尖端を連結する。
棘間靱帯は棘突起間を連結する。
黄色靱帯は上下の椎弓間を連結する。
問題05: 2
解説:大結節は上腕骨に存在する。
問題06: 4
解説:中節骨は母指では存在しないため、片手に4本。
問題07: 4
解説:上顎骨は顔面頭蓋を構成するものである。
脳頭蓋(6種8個):後頭骨(1)、蝶形骨(1)、側頭骨(2)、頭頂骨(2)、前頭骨(1)、篩骨(1)
顔面頭蓋(9種15個):下鼻甲介(2)、涙骨(2)、鼻骨(2)、鋤骨(1)、上顎骨(2)、口蓋骨(2)、頬骨(2)、下顎骨(1)、舌骨(1)
問題08: 3
解説:球関節は多軸、蝶番関節は1軸性である。平面関節は可動性は少ない。
問題09: 1
解説:骨膜は骨表面を覆い、血管や神経の骨内への導入に役立つが、関節面には存在しない。そのため関節内骨折は血行が十分補われず、予後が悪い。
問題10: 1,2
解説:リスフラン関節は、内側楔状骨と第1中足骨、中間楔状骨と
第2中足骨、外側楔状骨と第3中足骨、
立方骨と第4・第5中足骨との間にある関節をいう。
2009年11月2日月曜日
【解剖学問題9 感覚器 その1(解答編)】
【解剖学問題9 感覚器 その1(解答編)】
問題01: 1
解説:平衡斑とは内耳のうち前庭に存在する感覚受容器の名称。ここに有毛細胞が存在する。主に静的平衡感覚の受容を行う。ちなみに三半規管の受容器は半規管膨大部、蝸牛はコルチ器という。
問題02: 3
解説:迷路は蝸牛と前庭器からなるが、前庭器が体の回転運動を感受し、蝸牛は聴覚に関与する.蝸牛が平衡感覚に関与することはない。
問題03: 2
解説:聴覚は側頭葉上面、視覚は後頭葉後下端部、嗅覚は頭頂葉中心溝下端にある。
問題04: 3
解説:コルチ器は聴覚の受容器。
問題05: 2
解説:眼球を動かす骨格筋は外眼筋といい、6種類ある。そのうち、
1の上斜筋は滑車神経の支配を受け、2の外側直筋は外転神経の支配を受けている。また、
3の上直筋、4の下直筋および内側直筋と下斜筋(合計4筋)はともに動眼神経の支配を受けている。
問題06: 4
解説:1:鼓膜に接するのはツチ骨である。アブミ骨は内耳の前庭窓に接している。
2:内耳は側頭骨内にある。
3:前庭は卵形嚢、球形嚢からなる。
4:蝸牛は聴覚を司るところで、蝸牛に聴覚受容器としてコルチ器がある。
問題07: 1
解説:眼房水は毛様体上皮で分泌され、水晶体を挟んで前眼房、後眼房を潤し、栄養する。中心窩には錘体細胞が集まり、最も視覚の分解能が高い。網膜層上で視覚がないのは視神経乳頭。網膜は眼球の最内層にあり、その外側に脈絡膜、最外層に強膜がある。視細胞には2種類あり、杆体は明るさを、錘体は色を識別する。
問題08: 3
解説:後1/3は舌咽神経が支配する。舌の知覚(触覚・痛覚など)の支配神経と間違えないように注意する。
問題09: 1
解説:膜迷路とは聴覚、平衡感覚の受容器が存在する場所のリンパ(内リンパ)を内包する管状構造のことである。コルチ器を収める蝸牛管、前庭の卵形嚢・球形嚢、半規管の膨大部がそれにあたる。
前庭階とは蝸牛の中に存在するが、鼓室階とともに骨迷路に相当する。
問題10: 1
解説:皮膚は表面から表皮・真皮・皮下組織に分けられる。
表皮は重層扁平上皮であり、結合組織は含まない。また表皮の角化の特別の形が毛や爪であり、毛には角質を含んでいる。
真皮は表皮の下にある強靭な結合組織層であり、腱などと同様に膠原線維(コラーゲン)線維を多く含む。
皮下組織は脂肪組織に富む疎性結合組織層であり、そのため皮膚は下層の筋や骨に対して自由に動くことが出来る。
問題01: 1
解説:平衡斑とは内耳のうち前庭に存在する感覚受容器の名称。ここに有毛細胞が存在する。主に静的平衡感覚の受容を行う。ちなみに三半規管の受容器は半規管膨大部、蝸牛はコルチ器という。
問題02: 3
解説:迷路は蝸牛と前庭器からなるが、前庭器が体の回転運動を感受し、蝸牛は聴覚に関与する.蝸牛が平衡感覚に関与することはない。
問題03: 2
解説:聴覚は側頭葉上面、視覚は後頭葉後下端部、嗅覚は頭頂葉中心溝下端にある。
問題04: 3
解説:コルチ器は聴覚の受容器。
問題05: 2
解説:眼球を動かす骨格筋は外眼筋といい、6種類ある。そのうち、
1の上斜筋は滑車神経の支配を受け、2の外側直筋は外転神経の支配を受けている。また、
3の上直筋、4の下直筋および内側直筋と下斜筋(合計4筋)はともに動眼神経の支配を受けている。
問題06: 4
解説:1:鼓膜に接するのはツチ骨である。アブミ骨は内耳の前庭窓に接している。
2:内耳は側頭骨内にある。
3:前庭は卵形嚢、球形嚢からなる。
4:蝸牛は聴覚を司るところで、蝸牛に聴覚受容器としてコルチ器がある。
問題07: 1
解説:眼房水は毛様体上皮で分泌され、水晶体を挟んで前眼房、後眼房を潤し、栄養する。中心窩には錘体細胞が集まり、最も視覚の分解能が高い。網膜層上で視覚がないのは視神経乳頭。網膜は眼球の最内層にあり、その外側に脈絡膜、最外層に強膜がある。視細胞には2種類あり、杆体は明るさを、錘体は色を識別する。
問題08: 3
解説:後1/3は舌咽神経が支配する。舌の知覚(触覚・痛覚など)の支配神経と間違えないように注意する。
問題09: 1
解説:膜迷路とは聴覚、平衡感覚の受容器が存在する場所のリンパ(内リンパ)を内包する管状構造のことである。コルチ器を収める蝸牛管、前庭の卵形嚢・球形嚢、半規管の膨大部がそれにあたる。
前庭階とは蝸牛の中に存在するが、鼓室階とともに骨迷路に相当する。
問題10: 1
解説:皮膚は表面から表皮・真皮・皮下組織に分けられる。
表皮は重層扁平上皮であり、結合組織は含まない。また表皮の角化の特別の形が毛や爪であり、毛には角質を含んでいる。
真皮は表皮の下にある強靭な結合組織層であり、腱などと同様に膠原線維(コラーゲン)線維を多く含む。
皮下組織は脂肪組織に富む疎性結合組織層であり、そのため皮膚は下層の筋や骨に対して自由に動くことが出来る。
2009年10月30日金曜日
【解剖学問題8 神経 その1(解答編)】
【解剖学問題8 神経 その1(解答編)】
問題01: 4
解説:大殿筋は下殿神経、中殿筋、大腿筋膜張筋は上殿神経に支配される。
問題02: 4
解説:皮質脊髄路は主として大脳中心前回の運動領野(第4、6領野)に始まり、内包、大脳脚、延髄の錐体で交叉し、さらに前角細胞と連絡している錐体路である。脳神経核は末梢神経である。
問題03: 2
解説:脛骨神経は主に下肢屈曲に働く筋を支配する。前脛骨筋、足の長母指伸筋は深腓骨神経、長腓骨筋は浅腓骨神経に支配される。
問題04: 4
解説:4:外転神経は橋と延髄の移行部から脳を出て、外側直筋を支配する神経である。
1.味覚と咽頭の知覚を伝える感覚線維と咽頭筋を支配する運動線維、耳下腺を支配する副交感線維を含む。延髄の外側でオリーブの後方から脳を出る。
2.前頭部と顔面に広く分布する多数の感覚線維と少量の運動線維を含む。橋の外側部より脳を出る。
3.眼筋を支配する運動線維と、眼球内の平滑筋を支配する副交感線維を含む。大脳脚の間から脳を出て眼窩に入る。
問題05: 1
解説:中心前回は前頭葉にあり、運動野の領域である。
2.体知覚中枢は体性感覚野の領域である中心後回をもつ頭頂葉。
3.視覚中枢は視覚野で、後頭葉の半球内側面にある鳥距溝の周囲にある。
4.聴覚中枢は聴覚野で側頭葉の外側溝に面する横側頭回にある。
問題06: 1
解説:脳室系は、左右の大脳半球の漁側脳室があり、左右の間脳に挟まれた正中部には第3脳室がある。橋、延髄と小脳に囲まれた三角錐状の第4脳室がある。側脳室と第3脳室は室間孔(モンロー孔)で、第3脳と第4脳室は中脳水道(シルビウス水道)によってお互いに連結されている。第4脳室の下端は、脊髄の中心管に続く。さらに第4脳室には、正中口(マジャンデイー孔)や左右の外側口(ルシュカ孔)によってクモ膜に通じている。
問題07: 4
解説:大脳皮質前頭葉には運動野(中心前回)の他に運動性言語野(ブローカ中枢)がある。体性感覚野は頭頂葉(中心後回)、味覚野も頭頂葉(外側溝上部)、感覚性言語野(ウェルニッケ中枢)は側頭葉にある。
問題08: 3
解説:前庭神経は内耳の平衡感覚の求心路であり、内耳神経より分岐する。内耳神経からは同じく内耳に向かい蝸牛神経も分かれる。
問題09: 2
解説:頚神経叢はC1〜C4(一部横隔神経はC5含む)、尺骨神経はC8,T1、腋窩神経はC5〜C6の神経根支配を受ける。
問題10: 2
解説:覚えましょう。痛覚伝導路とは体性感覚の皮膚感覚の伝導路のことである。皮膚からの痛覚,温冷覚は脊髄神経節細胞(一次ニューロン) の末梢突起(自由神経終末)から脊髄後根に入るところで脊髄神経節を経由し(感覚神経細胞体のあるところ)、脊髄後根を通り脊髄後角に入る。ここで二次ニューロンに交代すると交差して反対側の側素にある外側脊髄視床路を上行し視床に至り, 三次二ューロンに交代し内包を通り大脳皮質の中心後回にある体性感覚領で感知される。イメージできるとよく分かるかもしれません。言葉だけでは・・・ねぇ。
問題01: 4
解説:大殿筋は下殿神経、中殿筋、大腿筋膜張筋は上殿神経に支配される。
問題02: 4
解説:皮質脊髄路は主として大脳中心前回の運動領野(第4、6領野)に始まり、内包、大脳脚、延髄の錐体で交叉し、さらに前角細胞と連絡している錐体路である。脳神経核は末梢神経である。
問題03: 2
解説:脛骨神経は主に下肢屈曲に働く筋を支配する。前脛骨筋、足の長母指伸筋は深腓骨神経、長腓骨筋は浅腓骨神経に支配される。
問題04: 4
解説:4:外転神経は橋と延髄の移行部から脳を出て、外側直筋を支配する神経である。
1.味覚と咽頭の知覚を伝える感覚線維と咽頭筋を支配する運動線維、耳下腺を支配する副交感線維を含む。延髄の外側でオリーブの後方から脳を出る。
2.前頭部と顔面に広く分布する多数の感覚線維と少量の運動線維を含む。橋の外側部より脳を出る。
3.眼筋を支配する運動線維と、眼球内の平滑筋を支配する副交感線維を含む。大脳脚の間から脳を出て眼窩に入る。
問題05: 1
解説:中心前回は前頭葉にあり、運動野の領域である。
2.体知覚中枢は体性感覚野の領域である中心後回をもつ頭頂葉。
3.視覚中枢は視覚野で、後頭葉の半球内側面にある鳥距溝の周囲にある。
4.聴覚中枢は聴覚野で側頭葉の外側溝に面する横側頭回にある。
問題06: 1
解説:脳室系は、左右の大脳半球の漁側脳室があり、左右の間脳に挟まれた正中部には第3脳室がある。橋、延髄と小脳に囲まれた三角錐状の第4脳室がある。側脳室と第3脳室は室間孔(モンロー孔)で、第3脳と第4脳室は中脳水道(シルビウス水道)によってお互いに連結されている。第4脳室の下端は、脊髄の中心管に続く。さらに第4脳室には、正中口(マジャンデイー孔)や左右の外側口(ルシュカ孔)によってクモ膜に通じている。
問題07: 4
解説:大脳皮質前頭葉には運動野(中心前回)の他に運動性言語野(ブローカ中枢)がある。体性感覚野は頭頂葉(中心後回)、味覚野も頭頂葉(外側溝上部)、感覚性言語野(ウェルニッケ中枢)は側頭葉にある。
問題08: 3
解説:前庭神経は内耳の平衡感覚の求心路であり、内耳神経より分岐する。内耳神経からは同じく内耳に向かい蝸牛神経も分かれる。
問題09: 2
解説:頚神経叢はC1〜C4(一部横隔神経はC5含む)、尺骨神経はC8,T1、腋窩神経はC5〜C6の神経根支配を受ける。
問題10: 2
解説:覚えましょう。痛覚伝導路とは体性感覚の皮膚感覚の伝導路のことである。皮膚からの痛覚,温冷覚は脊髄神経節細胞(一次ニューロン) の末梢突起(自由神経終末)から脊髄後根に入るところで脊髄神経節を経由し(感覚神経細胞体のあるところ)、脊髄後根を通り脊髄後角に入る。ここで二次ニューロンに交代すると交差して反対側の側素にある外側脊髄視床路を上行し視床に至り, 三次二ューロンに交代し内包を通り大脳皮質の中心後回にある体性感覚領で感知される。イメージできるとよく分かるかもしれません。言葉だけでは・・・ねぇ。
2009年10月29日木曜日
【解剖学問題7 内分泌系 その1(解答編)】
【解剖学問題7 内分泌系 その1(解答編)】
問題01: 3
解説:下垂体の後葉は、第3脳室底の突出によって生じた神経組織であるため、神経性下垂体とも呼ばれる。
アドレナリンなどカテコールアミンは副腎髄質から分泌される。
上皮小体は副甲状腺とも呼ばれ、甲状腺の後面に位置する。
男性ホルモンは精巣に存在するライディッヒ間細胞から分泌される。
問題02: 2
解説:カテコールアミンとはアドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミンの総称。副腎髄質から分泌される。
問題03: 3
解説:カルシトニンを分泌するのは甲状腺の傍小胞細胞である。カルシトニンは骨と腎臓に作用して、血中のカルシウム値を低下させる。この作用は上皮小体ホルモンの作用と拮抗する。
問題04: 2
解説:下垂体は視神経交叉 (視交叉) のうしろで間脳の視床下部につながり,蝶形骨のトルコ鞍(下垂体窩)に乗る。下垂体は,前部の腺性下垂体と (前葉・隆起部・中間葉(部))と後部の神経性下垂体(後葉)からなり,前葉と後葉の間は中間葉(部)によって分けられている。
3:後葉は多数の無髄神経で構成され,視床下部にある神経細胞の分泌物を放出する(神経分泌)。
問題05: 3
解説:甲状腺はく左葉と右葉及びこれを連結する峡部から成る。峡部は第2~4気管軟骨の高さで、左右両葉は喉頭及び気管上部の両側面に付着する。表面を線維性被膜で覆われ、さらに結合組織が内部に入り小葉を作る。この小葉の中に、直径0.2㎜前後の濾胞と呼ばれる袋状の球形の集まりでできている。袋の中には濾胞細胞が作った膠様質(コロイド)が蓄えられ、必要に応じて濾胞細胞で再吸収されてサイロキシンとして毛細血管中に放出される。甲状腺は、このように分泌物が一時細胞外に貯えられる点で内分泌腺としてやや特異であるとされている。
問題06: 4
解説:FSHは卵胞刺激ホルモン、ACTHは副腎皮質ホルモン、LHは黄体化ホルモン、GHは成長ホルモンである。骨長軸方向の成長(骨端軟骨に働き)を促すホルモンは成長ホルモンである
問題07: 3
解説:副腎皮質のホルモンにはアルドステロン、コルチゾル、コルチコステロンなどがある。アドレナリンは副腎髄質から分泌される。
問題08: 1
解説:1:メラトニンは松果体から分泌される。
2:プロラクチン、3:副腎皮質刺激ホルモン、4:成長ホルモンは下垂体前葉から分泌される。他に下垂体前葉から分泌されるホルモンには甲状腺刺激ホルモン、性腺刺激ホルモンがある。
問題09: 2
解説:エストロゲンは細胞質受容体と結合することにより生理作用を発現する。
主なエストロゲンの生理作用は以下のようなものがある。
①卵胞および子宮の成長促進
②子宮血流量を増大
③子宮頚管粘液の分泌
④子宮のオキシトシン感受性を高める
⑤思春期の女子の二次性徴および発情を引き起こす
⑥乳腺の乳管の成長を促す
⑦皮下脂肪を沈着させる
⑧カルシウムの骨への沈着増加、骨成熟を促進し長骨の骨端線閉鎖を促進
⑨腎臓でのナトリウムおよび水分の貯留作用
⑩血中コレステロール低下作用
排卵の抑制をするのはプロゲステロンである。
・プロゲステロンの生理作用
①子宮内膜を分泌型に変える
②(妊娠維持のために)子宮筋のオキシトシンに対する感受性を低下させる
③子宮収縮を抑制する
④子宮頚部の粘液の粘度を下げる
⑤乳腺の腺小葉や腺胞を発達させる
⑥排卵の抑制
問題10: 3
解説:精細管の精上皮では精子が作られ、精嚢からの粘液と前立腺からの分泌物(薄いミルク様)と一緒になり、精液の大部分を占める。卵管の線毛上皮は、卵管壁の平滑筋の蠕動運動と共に卵子を子宮に運ぶ働きをする。卵胞からは卵胞ホルモンが分泌されて子宮内膜を厚くする。
問題01: 3
解説:下垂体の後葉は、第3脳室底の突出によって生じた神経組織であるため、神経性下垂体とも呼ばれる。
アドレナリンなどカテコールアミンは副腎髄質から分泌される。
上皮小体は副甲状腺とも呼ばれ、甲状腺の後面に位置する。
男性ホルモンは精巣に存在するライディッヒ間細胞から分泌される。
問題02: 2
解説:カテコールアミンとはアドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミンの総称。副腎髄質から分泌される。
問題03: 3
解説:カルシトニンを分泌するのは甲状腺の傍小胞細胞である。カルシトニンは骨と腎臓に作用して、血中のカルシウム値を低下させる。この作用は上皮小体ホルモンの作用と拮抗する。
問題04: 2
解説:下垂体は視神経交叉 (視交叉) のうしろで間脳の視床下部につながり,蝶形骨のトルコ鞍(下垂体窩)に乗る。下垂体は,前部の腺性下垂体と (前葉・隆起部・中間葉(部))と後部の神経性下垂体(後葉)からなり,前葉と後葉の間は中間葉(部)によって分けられている。
3:後葉は多数の無髄神経で構成され,視床下部にある神経細胞の分泌物を放出する(神経分泌)。
問題05: 3
解説:甲状腺はく左葉と右葉及びこれを連結する峡部から成る。峡部は第2~4気管軟骨の高さで、左右両葉は喉頭及び気管上部の両側面に付着する。表面を線維性被膜で覆われ、さらに結合組織が内部に入り小葉を作る。この小葉の中に、直径0.2㎜前後の濾胞と呼ばれる袋状の球形の集まりでできている。袋の中には濾胞細胞が作った膠様質(コロイド)が蓄えられ、必要に応じて濾胞細胞で再吸収されてサイロキシンとして毛細血管中に放出される。甲状腺は、このように分泌物が一時細胞外に貯えられる点で内分泌腺としてやや特異であるとされている。
問題06: 4
解説:FSHは卵胞刺激ホルモン、ACTHは副腎皮質ホルモン、LHは黄体化ホルモン、GHは成長ホルモンである。骨長軸方向の成長(骨端軟骨に働き)を促すホルモンは成長ホルモンである
問題07: 3
解説:副腎皮質のホルモンにはアルドステロン、コルチゾル、コルチコステロンなどがある。アドレナリンは副腎髄質から分泌される。
問題08: 1
解説:1:メラトニンは松果体から分泌される。
2:プロラクチン、3:副腎皮質刺激ホルモン、4:成長ホルモンは下垂体前葉から分泌される。他に下垂体前葉から分泌されるホルモンには甲状腺刺激ホルモン、性腺刺激ホルモンがある。
問題09: 2
解説:エストロゲンは細胞質受容体と結合することにより生理作用を発現する。
主なエストロゲンの生理作用は以下のようなものがある。
①卵胞および子宮の成長促進
②子宮血流量を増大
③子宮頚管粘液の分泌
④子宮のオキシトシン感受性を高める
⑤思春期の女子の二次性徴および発情を引き起こす
⑥乳腺の乳管の成長を促す
⑦皮下脂肪を沈着させる
⑧カルシウムの骨への沈着増加、骨成熟を促進し長骨の骨端線閉鎖を促進
⑨腎臓でのナトリウムおよび水分の貯留作用
⑩血中コレステロール低下作用
排卵の抑制をするのはプロゲステロンである。
・プロゲステロンの生理作用
①子宮内膜を分泌型に変える
②(妊娠維持のために)子宮筋のオキシトシンに対する感受性を低下させる
③子宮収縮を抑制する
④子宮頚部の粘液の粘度を下げる
⑤乳腺の腺小葉や腺胞を発達させる
⑥排卵の抑制
問題10: 3
解説:精細管の精上皮では精子が作られ、精嚢からの粘液と前立腺からの分泌物(薄いミルク様)と一緒になり、精液の大部分を占める。卵管の線毛上皮は、卵管壁の平滑筋の蠕動運動と共に卵子を子宮に運ぶ働きをする。卵胞からは卵胞ホルモンが分泌されて子宮内膜を厚くする。
2009年10月26日月曜日
【解剖学問題6 泌尿器系 その1(解答編)】
【解剖学問題6 泌尿器系 その1(解答編)】
問題01: 2
解説:良く出る!
1:膀胱は、男女とも恥骨結合の後方にある。
2:男性では膀胱の後方には直腸があるが、女性では膀胱の後方に子宮と膣がある。
3:膀胱壁の筋は平滑筋からなり、尿の排出は、副交感神経の興奮により膀胱壁の筋層が収縮して行われるが、特に内尿道口では筋層が輪状に発達していて膀胱括約筋となり、これは自動的にゆるんで尿が排出される。
4:尿管口は、膀胱底部で膀胱三角の底辺の2つの角をなし、内尿道口が膀胱三角の他の頂点をなす。
問題02: 4
解説:これも良く出る!女性排泄器・生殖器の配置は必ず覚えておくこと!
膣とは,子宮の下に続く管状部で前 (恥骨側)に尿道が走り,後方(肛門側) には直腸が位置する。
問題03: 3
解説:腎臓は,内部の髄質と表層の皮質に区分される。髄質には腎錐体が放射状に並び,皮質には腎小体(マルピギー小体)が散在する。
2,3:近位尿細管は皮髄にある腎小体のボーマン嚢の一端より始まり,髄質に入りヘンレループ(ヘンレのわな)となりUターンして再び皮質に戻り遠位尿細管になる。
4:集合管は特徴のない細胞で立方ないし円柱上皮からなる
問題04: 3
解説:腎小体は,腎実質の皮質に存在する。腎小体には,毛細血管 (輸入・ 輸出細動脈)が糸だま状に集まった糸球体とそれを包む薄い袋状のボウマン嚢よりなる。これに, 腎小体より起こる尿細管を合わせてネフロン (腎単位) と呼ぶ。尿管は腎臓の出口(腎盂)から膀胱を結ぶ管。腎小体から直接は繋がらない。
問題05: 3
解説:選択肢の中で、横紋筋線維でできているのは
3:尿道括約筋である。尿道括約筋は、男性では尿道を閉じ、尿道球腺を圧迫する。女性では、膣と尿道を圧追する。意識して動かせる筋肉が横紋筋。あとの3つは平滑筋である。
問題06: 4
解説:腎小体に続く尿細管の起始部は近位曲尿細管とよばれ、腎皮質にあり、アミノ酸、ブドウ糖、水分などを再吸収するところで、続いて直尿細管となり腎髄質に下降し、ヘンレのワナ(係蹄)へ移行する。ヘンレ下行脚から上行脚へ反転して再び皮質に行き、遠位曲尿細管となる。最終的に再び髄質に下り、集合管となって腎乳頭から腎杯へ開口する。
問題07: 2
解説:1.腎臓は腹膜後器官である。(腹膜後器官:腎臓・膵臓・十二指腸・上行結腸・下行結腸)
2.腎小体を作る糸球体はボーマン嚢に包まれて腎皮質中に存在する。
3.尿細管のうち、ヘアピン状に曲がっている部分をヘンレ係蹄(ヘンレのワナ)という
問題08: 4
解説:1.腹圧は膀胱内圧を高めて尿を内尿道口の方向へ移動させる役割を持つ。
2.排尿時には尿道括約筋は弛緩する。
3.男性:20~25cm、女性:2.5~4.5cm
問題09: 3
解説:ヘンレのワナは髄質に見られる。
問題10: 3
解説:尿管の狭窄部は3箇所ある。
①腎盂から尿管への移行部
②総腸骨動脈との交差部・腹部から骨盤部への移行部
③膀胱壁の貫通部
問題01: 2
解説:良く出る!
1:膀胱は、男女とも恥骨結合の後方にある。
2:男性では膀胱の後方には直腸があるが、女性では膀胱の後方に子宮と膣がある。
3:膀胱壁の筋は平滑筋からなり、尿の排出は、副交感神経の興奮により膀胱壁の筋層が収縮して行われるが、特に内尿道口では筋層が輪状に発達していて膀胱括約筋となり、これは自動的にゆるんで尿が排出される。
4:尿管口は、膀胱底部で膀胱三角の底辺の2つの角をなし、内尿道口が膀胱三角の他の頂点をなす。
問題02: 4
解説:これも良く出る!女性排泄器・生殖器の配置は必ず覚えておくこと!
膣とは,子宮の下に続く管状部で前 (恥骨側)に尿道が走り,後方(肛門側) には直腸が位置する。
問題03: 3
解説:腎臓は,内部の髄質と表層の皮質に区分される。髄質には腎錐体が放射状に並び,皮質には腎小体(マルピギー小体)が散在する。
2,3:近位尿細管は皮髄にある腎小体のボーマン嚢の一端より始まり,髄質に入りヘンレループ(ヘンレのわな)となりUターンして再び皮質に戻り遠位尿細管になる。
4:集合管は特徴のない細胞で立方ないし円柱上皮からなる
問題04: 3
解説:腎小体は,腎実質の皮質に存在する。腎小体には,毛細血管 (輸入・ 輸出細動脈)が糸だま状に集まった糸球体とそれを包む薄い袋状のボウマン嚢よりなる。これに, 腎小体より起こる尿細管を合わせてネフロン (腎単位) と呼ぶ。尿管は腎臓の出口(腎盂)から膀胱を結ぶ管。腎小体から直接は繋がらない。
問題05: 3
解説:選択肢の中で、横紋筋線維でできているのは
3:尿道括約筋である。尿道括約筋は、男性では尿道を閉じ、尿道球腺を圧迫する。女性では、膣と尿道を圧追する。意識して動かせる筋肉が横紋筋。あとの3つは平滑筋である。
問題06: 4
解説:腎小体に続く尿細管の起始部は近位曲尿細管とよばれ、腎皮質にあり、アミノ酸、ブドウ糖、水分などを再吸収するところで、続いて直尿細管となり腎髄質に下降し、ヘンレのワナ(係蹄)へ移行する。ヘンレ下行脚から上行脚へ反転して再び皮質に行き、遠位曲尿細管となる。最終的に再び髄質に下り、集合管となって腎乳頭から腎杯へ開口する。
問題07: 2
解説:1.腎臓は腹膜後器官である。(腹膜後器官:腎臓・膵臓・十二指腸・上行結腸・下行結腸)
2.腎小体を作る糸球体はボーマン嚢に包まれて腎皮質中に存在する。
3.尿細管のうち、ヘアピン状に曲がっている部分をヘンレ係蹄(ヘンレのワナ)という
問題08: 4
解説:1.腹圧は膀胱内圧を高めて尿を内尿道口の方向へ移動させる役割を持つ。
2.排尿時には尿道括約筋は弛緩する。
3.男性:20~25cm、女性:2.5~4.5cm
問題09: 3
解説:ヘンレのワナは髄質に見られる。
問題10: 3
解説:尿管の狭窄部は3箇所ある。
①腎盂から尿管への移行部
②総腸骨動脈との交差部・腹部から骨盤部への移行部
③膀胱壁の貫通部
2009年10月25日日曜日
【解剖学問題5 解剖学概論 その1(解答編)】
【解剖学問題5 解剖学概論 その1(解説編)】
問題01: 4
解説:線維軟骨とは結合組織 (支持組織)の1つで, 基質の性状により弾性軟骨, 硝子軟骨, 線維軟骨の3種が区別される。
線維軟骨と言えば5つだけ!椎間円板、関節半月、関節円板、関節唇、恥骨結合!!覚えよう!
関節○○は線維軟骨が多いけど、「関節軟骨」は硝子軟骨。注意!
ほとんど硝子軟骨。弾性軟骨は耳たぶや鼻など柔らかい軟骨。
1:耳管は, 主として弾性軟骨で骨部に近い所では硝子軟骨である。
2:気管支と関節軟骨および肋軟骨は硝子軟骨に含まれる。
3:耳介は, 喉頭蓋軟骨などどともに弾性軟骨に含まれる。
問題02: 4
解説:外胚葉由来のものは神経・感覚器と皮膚。
問題03: 3、4
解説:関節唇は、関節窩の縁につき、関節窩の大きさと深さを増している線維軟骨性のつばである。
上斜筋の滑車は靱帯の環で出来ており、線維軟骨ではなく、密性の線維性結合組織である。耳介軟骨は軟骨組織の中でも弾性軟骨に分類される。
問題04: 2
解説:骨格筋は多核である。
問題05: 1
解説:あとの3つは密性結合組織。疎性結合組織には皮下組織や粘膜が含まれる。
問題06: 3
解説:1.心筋は単核細胞からなる。
2.腱は密性結合組織。
4.関節軟骨は硝子軟骨からなる。←これ注意。
問題07: 単層扁平上皮からなっているのはどれか。
1.表皮
2.食道
3.眼瞼結膜
4.血管
解答:4
解説:単層扁平上皮は薄っぺらい上皮。細部まで行き渡ることができるのが特徴。血管やリンパ管に用いられる。表皮、食道は機械的刺激に耐える必要があるため重層扁平上皮
問題08: 3
解説:内胚葉由来の組織は消化器、呼吸器、尿路(膀胱、尿道)。循環器である血管は中胚葉由来、神経系である脳は外胚葉由来。腎臓は泌尿器で中胚葉由来←尿路と間違わないように!!!
問題09: 3
解説:リソソームは膜で包まれた袋状の小顆粒で加水分解酵素を多く含む。
問題10: 2
解説:機械的刺激の強い場所では、いずれも重層扁平上皮で覆われる。重層上皮は吸収や分泌には適していない反面、ある程度弾力性を持ち、外からの物理的な力に対して抵抗性が強く、保護的機能もある。気管は(多列円柱)線毛上皮、膀胱は移行上皮、小腸は腸上皮(単層円柱上皮)である。
問題01: 4
解説:線維軟骨とは結合組織 (支持組織)の1つで, 基質の性状により弾性軟骨, 硝子軟骨, 線維軟骨の3種が区別される。
線維軟骨と言えば5つだけ!椎間円板、関節半月、関節円板、関節唇、恥骨結合!!覚えよう!
関節○○は線維軟骨が多いけど、「関節軟骨」は硝子軟骨。注意!
ほとんど硝子軟骨。弾性軟骨は耳たぶや鼻など柔らかい軟骨。
1:耳管は, 主として弾性軟骨で骨部に近い所では硝子軟骨である。
2:気管支と関節軟骨および肋軟骨は硝子軟骨に含まれる。
3:耳介は, 喉頭蓋軟骨などどともに弾性軟骨に含まれる。
問題02: 4
解説:外胚葉由来のものは神経・感覚器と皮膚。
問題03: 3、4
解説:関節唇は、関節窩の縁につき、関節窩の大きさと深さを増している線維軟骨性のつばである。
上斜筋の滑車は靱帯の環で出来ており、線維軟骨ではなく、密性の線維性結合組織である。耳介軟骨は軟骨組織の中でも弾性軟骨に分類される。
問題04: 2
解説:骨格筋は多核である。
問題05: 1
解説:あとの3つは密性結合組織。疎性結合組織には皮下組織や粘膜が含まれる。
問題06: 3
解説:1.心筋は単核細胞からなる。
2.腱は密性結合組織。
4.関節軟骨は硝子軟骨からなる。←これ注意。
問題07: 単層扁平上皮からなっているのはどれか。
1.表皮
2.食道
3.眼瞼結膜
4.血管
解答:4
解説:単層扁平上皮は薄っぺらい上皮。細部まで行き渡ることができるのが特徴。血管やリンパ管に用いられる。表皮、食道は機械的刺激に耐える必要があるため重層扁平上皮
問題08: 3
解説:内胚葉由来の組織は消化器、呼吸器、尿路(膀胱、尿道)。循環器である血管は中胚葉由来、神経系である脳は外胚葉由来。腎臓は泌尿器で中胚葉由来←尿路と間違わないように!!!
問題09: 3
解説:リソソームは膜で包まれた袋状の小顆粒で加水分解酵素を多く含む。
問題10: 2
解説:機械的刺激の強い場所では、いずれも重層扁平上皮で覆われる。重層上皮は吸収や分泌には適していない反面、ある程度弾力性を持ち、外からの物理的な力に対して抵抗性が強く、保護的機能もある。気管は(多列円柱)線毛上皮、膀胱は移行上皮、小腸は腸上皮(単層円柱上皮)である。
2009年10月22日木曜日
【解剖学問題4 生殖器系 その1(解答編)】
【解剖学問題4 生殖器系 その1(解答・解説)】
問題01: 2
解説:射精管とは精管と精嚢の合流部から尿道に開口するまでのことで、尿道の起始部周囲にある前立腺を貫通している。
問題02: 2
解説:ライディッヒ細胞は、間細胞とも呼ばれ、精巣内の曲精細管に挟まれるように存在する。よって精細管の中には存在していない。
問題03: 2
解説:大前庭腺のことをバルトリン腺ともいい、女性特有の器官である。男性では尿道球腺(カウパー腺)が相当する。
問題04: 2
解説:グラーフ卵胞とは成熟卵胞のことであり、排卵直前の状態。
問題05: 2
解説:射精管とは精管と精嚢の合流部から尿道に開口するまでのことで、尿道の起始部周囲にある前立腺を貫通している。男性ホルモンはライディッヒ細胞から分泌される。前立腺は精液中に分泌し、外界へ排出される外分泌腺。精子を作るのは精細管内にある精上皮などである。
問題06: 3
解説:精巣輸出管とは名前の通り、精巣から輸出する(出て行く)管のことであり、精巣の上部にある精巣上体に繋がる。精巣と精巣上体は解剖学的に別物であるので、注意。ちなみに精巣上体から出て行く管のことをなんと呼ぶ?
問題07: 1
解説:子宮の前には膀胱があり、後ろには直腸がある。
卵管采は卵管の卵巣側にある卵管漏斗で見られる。
子宮底は卵管と連絡するところである。膣と繋がるのは子宮頚。
問題08: 4
解説:卵管に連絡しているのは子宮底部。
恥骨結合には接していない。
膀胱は子宮の前側にある。
問題09: 1
解説:卵管は卵巣から子宮まで卵子を運ぶ役割がある。そのため物質輸送に便利な多列線毛円柱上皮が用いられる。
問題10: 1
解説:精子は,陰嚢内にある精巣(睾丸)で産生される。精巣実質は200~300個の精巣小葉に分けられ、各精巣小葉には曲精細管が充満している。この曲精細管の外周には基底膜があり,その内側にある精上皮が精子を産生する。曲精細管を出た精子は,精巣縦隔に隔てられた腔所にある2:精巣網に集められて3:精巣上体の中を複雑に屈曲する精巣輪出管から精巣上体管を移動し, その間に精子は成熟し受精能を獲得する。精子は,主に精巣上体管に養えられ性的興奮が極点に達すると,4:精管によって射精管より尿道に放出されて射精が起こる。
問題01: 2
解説:射精管とは精管と精嚢の合流部から尿道に開口するまでのことで、尿道の起始部周囲にある前立腺を貫通している。
問題02: 2
解説:ライディッヒ細胞は、間細胞とも呼ばれ、精巣内の曲精細管に挟まれるように存在する。よって精細管の中には存在していない。
問題03: 2
解説:大前庭腺のことをバルトリン腺ともいい、女性特有の器官である。男性では尿道球腺(カウパー腺)が相当する。
問題04: 2
解説:グラーフ卵胞とは成熟卵胞のことであり、排卵直前の状態。
問題05: 2
解説:射精管とは精管と精嚢の合流部から尿道に開口するまでのことで、尿道の起始部周囲にある前立腺を貫通している。男性ホルモンはライディッヒ細胞から分泌される。前立腺は精液中に分泌し、外界へ排出される外分泌腺。精子を作るのは精細管内にある精上皮などである。
問題06: 3
解説:精巣輸出管とは名前の通り、精巣から輸出する(出て行く)管のことであり、精巣の上部にある精巣上体に繋がる。精巣と精巣上体は解剖学的に別物であるので、注意。ちなみに精巣上体から出て行く管のことをなんと呼ぶ?
問題07: 1
解説:子宮の前には膀胱があり、後ろには直腸がある。
卵管采は卵管の卵巣側にある卵管漏斗で見られる。
子宮底は卵管と連絡するところである。膣と繋がるのは子宮頚。
問題08: 4
解説:卵管に連絡しているのは子宮底部。
恥骨結合には接していない。
膀胱は子宮の前側にある。
問題09: 1
解説:卵管は卵巣から子宮まで卵子を運ぶ役割がある。そのため物質輸送に便利な多列線毛円柱上皮が用いられる。
問題10: 1
解説:精子は,陰嚢内にある精巣(睾丸)で産生される。精巣実質は200~300個の精巣小葉に分けられ、各精巣小葉には曲精細管が充満している。この曲精細管の外周には基底膜があり,その内側にある精上皮が精子を産生する。曲精細管を出た精子は,精巣縦隔に隔てられた腔所にある2:精巣網に集められて3:精巣上体の中を複雑に屈曲する精巣輪出管から精巣上体管を移動し, その間に精子は成熟し受精能を獲得する。精子は,主に精巣上体管に養えられ性的興奮が極点に達すると,4:精管によって射精管より尿道に放出されて射精が起こる。
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