2009年11月16日月曜日

【解剖学問題18 脈管 その2(解答編)】

【解剖学問題18 脈管 その2(解答編)】

問題01: 2
解説:冠状動脈は心臓を栄養する血管で、上行大動脈より分岐する。

問題02: 2
解説:肺動脈は血液のガス交換の為に、右心室から肺に流れる血管のことで、生命機能を維持する目的で使われることから機能血管と呼ばれる。肺自体を栄養している栄養血管は気管支動脈である。

問題03: 4
解説:胸腺は思春期を境に機能を低下・消失させ、脂肪組織に置き換わる。

問題04: 3
解説:肺静脈は肺から左心房に流入する血管である。冠状動脈は心臓を栄養する血管で、上行大動脈より分岐する。大動脈弁は半月弁である。

問題05: 1
解説:他は外頚動脈の枝。

問題06: 2
解説:心臓の心底は右上方にある。
また心尖は左下方で前胸壁に接している。

問題07: 1
解説:外頚動脈の分岐である顎動脈からはさらに数本の枝が分かれて行くが、中硬膜動脈もそのひとつである。

問題08: 1
解説:鎖骨下動脈より分岐する両側の椎骨動脈は、頭蓋に入る際に左右が合し、脳底動脈となる。

問題09: 1
解説:腹腔動脈の分枝は脾動脈、左胃動脈、総肝動脈がある。さらに総肝動脈は固有肝動脈・胃十二指腸動脈・右胃動脈に分かれる。

問題10: 1
解説:2:上腸間膜動脈は膵臓、十二指腸、空腸、回腸、盲腸、上行結腸の一部に分布する。直腸に分布する動脈は下腸間膜動脈と内腸骨動脈(臓側枝)である。
3:腎動脈は腎臓に分布する。精巣に分布するのは精巣動脈である。
4:下腸間膜動脈は下行結腸、S状結腸、直腸の上半分に分布する。卵巣に分布する動脈は卵巣動脈である。

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