2009年11月27日金曜日

【解剖学問題20 感覚器 その2(解答編)】

【解剖学問題20 感覚器 その2(解答編)】

問題01: 2
解説:1:鼓膜に接するのはツチ骨である。アブミ骨は内耳の前庭窓に接している。
3:前庭は卵形嚢、球形嚢からなる。
4:蝸牛は聴覚を司るところで、蝸牛に聴覚受容器としてコルチ器がある。

問題02: 1
解説:有毛細胞は聴覚・平衡覚の受容器に用いられる。

問題03: 1
解説:三叉神経の第3枝である下顎神経は舌の前方1/3の知覚に関与する。

問題04: 2
解説:舌尖部では甘味を感受する。

問題05: 1
解説:回転性の平衡感覚を司るのは三半規管であるので、三半規管に障害が起こると回転性めまいの原因になる。

問題06: 3
解説:迷路は蝸牛と前庭器からなるが、前庭器が体の回転運動を感受し、蝸牛は聴覚に関与する。

問題07: 2
解説:舌の運動は舌下神経が支配する。舌下神経は運動神経を含んでおり、随意筋である舌を動かす。舌は骨格筋である。味覚は顔面神経と舌咽神経が支配する。三叉神経の第3枝である下顎神経は舌の一部の知覚に関与する。舌の根元は口峡の舌壁にあたる。

問題08: 1
解説:いずれも感覚と中継核の組合せを示している。内側膝状体は聴覚の中継核である。

問題09: 2
解説:1:外眼筋は6つ(上直筋、下直筋、内側直筋、外側直筋、上斜筋、下斜筋)である。
2:虹彩中に瞳孔括約筋(副交感神経支配:縮瞳)、瞳孔散大筋(交感神経支配:散瞳)がある。
3:水晶体は虹彩の後方に存在するレンズである。
4:硝子体の前面を覆っている眼球内膜が網膜である。

問題10: 1
解説:立毛筋は交感神経に支配されており、毛を直立させ鳥肌を生じさせる働きをもつ。
2:真皮は膠原線維からなり、血管、リンパ管、毛根、知覚神経終末などが存在する。
3:マイスネル触覚小体は触覚、40Hz以下の振動刺激を感受する。
4:皮下組織の結合組織線維束からつくられる網目には脂肪組織が満ち、体温および栄養蓄積を行っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿